デッドリフトは魂と筋肉の共鳴で浮かせる⑴

 こんにちは、KONDOです。
今日は私の大好きな種目デッドリフトについて。
maison de FLEXERは面白いことに
ODAはスクワットが得意で好きで
KAMEYAMAはベンチプレスが得意で好きです。
たまたまなんですけどね。
私はデッドリフトについて熱く語ります。
デッドリフトの素晴らしさを
皆様に伝えたいと思います。

何部かに分けて投稿したいと思いますが
今回は邪険にされているデッドリフトは
とても可哀想な種目なんだと感じ
心改めていただきたい。

どんな種目なのか

デッドリフト

 こんな種目です。
簡単にいうとプレート(45cm直径)をつけた
バーベルを床に置いて引き上げる種目です。
正直バンパープレート(画像の様な色付き競技用)の
無いジムは私にとっては生き地獄。
見た目以上にキツくフォームが難しいです。
そしてこのフォームが崩れたり力の連動が
上手く成されないと挙上できず
尚且つ腹圧を正しくかけれていなかったり
フォームの重心などにエラーがあると
腰などへの負荷が著しく高いので
ハイリスクハイリターンな種目としても有名です。

ハイリスクになる理由はフォームや
腹圧の抜けなどが起因し
適切に行えば怪我をすることはありません。
そのため実際は「ハイリターン」な種目です。

 本来パーソナルトレーニングでも指導されるべき
非常に有意義な種目でありますが
スクワットに比べると指導されている印象が
あまりないです。
 理由としては以下のような感じかなと思います。

  1. フォーム指導に時間がかかる
  2. そもそものフォーム自体の体勢が取れない
  3. 指導者自体がやっておらず指導できない

基本的にはこれらが当てはまります。
1に関しては間違いないですが
指導者によってかなり差が出る部分かなと思います。
2は割と居るので体験時やカウンセリングで
基本的な身体のコンディション情報は把握しているので
セッションでできるかできないかを判断する
時間は取る必要が当ジムではありません。
3はあるあるです。なぜか指導者側でも
自身の怪我の経験からかそのような
認識のまま居る人も多くいます。

心の声

いやパーソナルトレーナーなら
指導できて当たり前だし
フォームを取れるようにコンディションを
整えるのも指導のうちでしょうが!

デッドリフトという種目は邪険にされがち

 指導者やトレーニーたちがデッドリフトを
やらない理由がしっかりとあります。
簡単に言うと「ハイリスクさ」を
ドンピシャで正面から受け止めている
のです。
スクワットやベンチプレスに比べて
重量を扱うことができる種目なので
初心者の段階から見様見真似でやって
挙上可能重量が増えていくことに嬉しさを覚え
フォームがエラーしているままやり続けてしまい
結果として腰痛を経験している率が
高いことが共通項
として存在します。

 つまり経験則として
デッドリフト=腰を痛めやすい
といった固定概念がある訳です。
 故に少なからずそういったリスクがあるなら
いくらハイリターンといえど
やらないという選択肢を選ぶといった
流れが出来上がっているのでしょう。

それってデッドリフトという種目が悪い訳じゃなく
あなた自体がダメなだけじゃん

引用元:KONDOの本懐

リスクがあるのはどの種目にも言える事

 デッドリフトに限らず怪我のリスクは
どの種目にも言える事です。
比較的怪我をしなさそうな誰でもできそうな
見た目のフォームであるアームカールで
二頭筋を断裂する者もいますし
リスクというものはどの種目でもあります。
ヨガやピラティスでさえ
筋肉を引き延ばしすぎて炎症が起き
痛める人も多くいるわけで、
確かにデッドリフトやスクワットなどは
トレーニング種目の中でずば抜けて
難易度が高い種目にはなりますけど
他の比較的簡単そうな種目でも怪我の可能性は
決して0ではない
のです。

要するに難易度で逃げいてるだけ

あ、記述するのが遅れましたが
デッドリフトはベンチプレスとスクワットと
同じくくりでBIG3と呼ばれます。
ウェイトトレーニングの王様種目の1つです。
つまり効果に対しては折紙付ということです。
やらない理由が見つかりません。

色々な言い訳して逃げるなよ

結局デッドリフトにおいて
多くのトレーニーが何かしらの理由をつけて
デッドリフトをやらないという愚行をしています。
私からしてみればデッドリフトを行わずに
作り上げてきた背中の筋肉たちは
いわば

苺の無いショートケーキ

引用元:KONDOの本懐

  結局背中の筋肉の厚みを形成しているのは
みんなが必死でやり込んでいるチンニングや
ラットプルダウンで鍛える広背筋ではなく
僧帽筋や脊柱起立筋でありまして
そこから花の様に美しく広がりを見せる
広背筋たちですからそればかりやってると
“幹“が弱いままなのです。
凛として咲き誇った背中の筋肉という花の先に
強者の証“鬼“が背中に宿るのです。

 ちなみにあるあるな言い訳ですけど

  • 腰が痛くてできない(ヘルニアや分離症など)
  • どこに効いているか分からない

が多いです。
腰に関する理由は正直ただの言い訳で
当ジム小田と私はヘルニアでありますが
200kg超える重量を扱えています。
フォームが正しければ腰に痛みは出ません。

単純にフォームのエラーと腹圧の貧弱さが
原因としてそこにある訳です。

無理にやることはないです。
腰の痛みに関しては腹圧が正しくかかれば
痛みを感じることはほぼ無いかと思いますが
柔軟性の低下や癖が出ている可能性もあります。
まずはしっかりとした指導者に
見てもらうべきです。

  難易度が高い種目でも
正しくやれるか否か、なだけなので
種目として邪険にするのは
ナンセンスなのです。


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