ご注文はベンチですか?

みなさまこんんちは。
パーソナトレーナーの亀山です。
最近、様々な記事を書いていたため、
自分の本分を忘れておりました。
なので、今回は原点に立ち返り、
再度、ベンチプレスについて記事に
していこうと思います。
今回は「ベンチプレスの補強」を
テーマにしていこうと思います。

ベンチプレスの定番補強種目

ベンチプレスの補強種目でよく上げらるのは、
ナローベンチプレス、ディップス、ミリタリープレス、ハンマーカールが
多くあげられる種目かと思います。
それぞれの種目の目的を交えて解説します。

ナローベンチプレス
こちらは三頭筋の補強種目です。二の腕の部分です。
単純に腕のパワーが付くため、「押す」という動作において
力が付きます。

ディップス
大胸筋下部、外側よりの大胸筋の補助種目です。
補助種目といっても、ある程度のアーチの高さがないと
特異性の原理で考えても、補強に直結はしないと
考えています。
大胸筋、三頭筋に刺激が入るため全体的な
補強は可能かと思います。

ミリタリープレス
肩の補強種目です。
肩のプレスと言えばダンベルプレスですが、
ベンチプレスはバーベルのため、同じように
バーベルで行うミリタリープレスのがいいと考えます。
また、扱う重量も重くなるため単純なパワーが付けることが出来ます。
ただ、ベンチプレスのみを行う方なら肩の種目は外すべきです。

ハンマーカール
腕橈骨筋、上腕筋、二頭筋など、肘関節の
屈曲筋に刺激が入ります。
個人的は、ベンチプレスのみ行い続けると、
三頭筋側のみ成長し、二頭筋側との
バランスが崩れるため、必須だと考えています。
補強というよりも、怪我予防の観点で個人的には
重要視しています。

ベンチプレス
ベンチプレスを鍛えるのはベンチプレスのみ。
ベンチプレスのパワーが足りないならば、
ベンチプレスを行えばいい。
単純なことです。
補強をしたところでベンチプレスをしなければ、
重量は伸びていかないです。

どこの部位が弱い?判断する方法は?

ベンチプレスを行った際に、

どこで潰れるかで補強すべき部位が判断が出来ます

ボトム位置付近で潰れる場合は、基本的に胸が弱いです。

なので、大胸筋の補強をしましょう。

中間位を超えたあたりで押し切れない場合は、三頭筋が弱いです。

その場合は、三頭筋を補強すれば上がるようになります。

補強は必要か?

ベンチプレスにおいて補強がいる、いらないは意見が割れるところです。
なので、個人的意見を述べますが、あくまで一個人の意見だと思ってください
重量を伸ばす上では「必要はない」と判断します。
筋肉には特異性というものがあるため、
ベンチプレスを伸ばすにはベンチプレスしかないと思うからです。
あくまで、ベンチプレスの重量更新をメインとし、
ストレッチなどのメンテナンスをやること前提で考えた場合です。

メンテナンスもやらず、補強種目も取り入れてなかった場合、
さまざまな部位が固くなり怪我に繋がります。
なので、柔軟が億劫な人は補強種目もありかと思います

まとめ

筋肉は使い過ぎれば固くなっていきます。
ガラスのように固くとも脆い筋肉なれば、
いつ怪我をしてもおかしくはないです。
なので、日頃からメンテナンスを欠かさないようにしてください。

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この記事を書いた人

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。