つつみこむように~MISIAじゃないよ~

前回ODAが掲載したのブログの続きです。

幼少期の筋トレへの誤解

筋トレ、すなわち筋力トレーニングとは
骨格筋の出力・持久力の維持向上や
筋の肥大を目的とした運動の総称と認識しております。

では、筋トレとウエイトトレーニングではどう違うのでしょうか?
ウエイトトレーニングを辞書で調べてみると、
重量物(ダンベル、バーベルなど)
または自重(自分の体重)などを用い、
筋肉に負荷をかけて体を鍛えるトレーニングのこと。
筋力増強・増量などを目的とする
トレーニングの総称となっています。

このように、バーベルやダンベル、
専用のトレーニングマシンなどを使用して
負荷をかけるトレーニングだけでなく、
自重を利用した腹筋や背筋も、
ウエイト・トレーニングと考えられているのです。
ここではこうした認識の元にお話しします。

ジュニア期の子供たちに重量物を持たせて筋トレすることは、
ひと昔前まではあまり良くは思われていませんでした。
その理由として筋トレは背が伸びなくなるとか
ケガをするなどといわれたもので、
特にウエイトトレーニングは
子供が行うものではないと位置づけられていました。
しかし、この考え方は間違いで、
スポーツの上達には個人差があることを認識したうえで、
その子に合った負荷で楽しく筋トレをさせれば、
決して危険でもマイナスでもありません。
※トレーニングに精通している指導者がいる前提ですが。

コーチ

適度な重量負荷であれば、

ジュニア期でもトレーニング前後で筋力の発揮に十分に成果が得られます。

腕立て伏せや腹筋・背筋運動といった自重で
負荷をかける筋トレではうまく鍛えられない部分を、

他人に負荷をかけてもらったり、

危険のない範囲でウエイト器具を使用してトレーニングすることは、

筋肉や神経の発達をバランスよく促すことにつながります。

スキル習得のためにトレーニングする分には良い

誰でもできないことをできるようにするために、
時間をかけて練習をすると思います。
その際に何を考えるでしょうか
今できないことの少し先、そう。
今の能力をより高めるために
上を目指すはずです。
子供たちの体にとっては、
その少し上の能力に目線を
向けてあげることが大切です。

子供達の体はとても速いスピードで成長しています

そのため、次のスキルを覚えるために、

それに必要な程度の筋肉は準備する必要があるのです。

そして、その筋肉が動き方を覚えることがスキルの獲得につながります。

走る 跳ぶ 投げる といった
能力(力強さではない)を習得するために、
視覚的な刺激から始まり、
体中のさまざまな筋肉に刺激を加え、
筋肉を作ることが大切なのです。

ただし、ジュニア期のウエイト・トレーニングは、
重たいバーベルやダンベルを持ち上げて、
関節に負荷をかけまくるパワフルな
トレーニング目的で行うものではありません。


そもそも、子供の筋肉は大人と違い、
まだ馬力が出来ていません。


気をつけなくてはならないのは、
どっちが重たいものを持ち上げることができるか
この筋トレを何回できるかといった
数字だけで見る競争にならないようにすることです。

そのために監督やコーチが付くのです。

子供たちにとって、
ダンベルの重さや反復回数といった数は、
かけっこのタイムなどと同様に
彼らのライバル心をかきたてる格好の材料です。
それに自制をかけてあげるのも大人
監督やコーチたちの仕事です。


重量や回数の勝ち負けこだわってしまうと、
トレーニングの本来の目的を逸脱し、
身体にに無理な負荷をかけてしまって
体のバランスを崩すようなことにもつながりかねません。
監督やコーチ達の指導者は
子供や選手に過度な期待をしてしまっては
子供たちを傷つける側になってしまう可能性もあります。

トレーニングは幼少期から行う
ことは可能ですが、
ただ重さ振り回すだけの惰性になってしまわないように
大人達が枠組みをしっかりとつくって
子供達の可能性を引き出せるように。

この記事を書いた人

ODA世界観

ODA世界観

NSCA-CSCS
健康運動指導士
健康運動実践指導者

パーソナルトレーナーとして年間で2000件近く指導してきて、豊橋市内での指導件数は一番多いのではと自負があります。それが経験として活き十人十色の骨格・体力を瞬時に認識して適したトレーニング指導ができます。
NSCA-CSCSの資格を取得して以来は、ウェイトトレーニングばかりではなく身体の柔軟性や動かし方などのコンディショニング面の改善意識も強く持つようになりました。ボディメイクはもちろんのこと、姿勢の意識をはじめとする腰痛や肩こりに対してアプローチし身体の不調を整えながら楽しくトレーニングを行えたらと思います。