KAMEYAMAは有酸素大嫌い

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
私はどうしても有酸素が好きになれないです。
その理由は楽しくない
そもそも持久力が欲しいわけでは無いからです。

「ただの好き嫌いやん」

そう言われたらそれまでですが、
持久力トレーニング(有酸素)を入れない自分を
肯定するためだけに、
今回は論文を引っ張ってきました。
論文を引用し、理論武装をし、
嫌いなことをやりたくない。
質が悪いことこの上ない亀山です。

コンカレントトレーニング

今回の論文はこちらです。
レジスタンストレーニングと持久力トレーニングを
組み合わせて行うトレーニングを
コンカレントトレーニング
と呼びます。
このトレーニングは筋力の発達の減衰と
関連しており、「干渉効果」と呼ばれています。
その事実を裏付けるようものです。
結果としても、レジスタンストレーニングと
持久力トレーニングを20分以内の間隔で
同時に行った際は、筋力発達を阻害する

という結果です。
2時間以上の間隔を空けた際には、
負の効果は見られなかった
そうです。
負の効果においては、
持久力トレーニングの時間、頻度が
筋力強化に対し、負の相関があることを
報告しています。
異なる持久力トレーニングの頻度を調査し、
週1回の持久力トレーニングよりも、
週3回の持久力トレーニングの方が
筋力向上にマイナスであることを明らかにしました
減量などで取り入れられるHIIT(高強度インターバルトレーニング)。
こちらに関しては、中程度のトレーニングを
行っている人には負の効果は見られなかったそうですが、
こちらは少し、曖昧な感じです。

パーソナルトレーニングあるある

前項の論文をまとめると
トレーニングを行っている人は、
筋力の向上を最大限に図るべき時期には、
持久力トレーニングとレジスタンストレーニングを
2時間以上かけて分離することを検討すべきです

よくあるパーソナルトレーニングが、
40分筋トレ、20有酸素など、
同セッション内で行う形が多い
です。
運動初心者などの、体を動かすことに
慣れていない人に歩かせるのは、
慣れていくためにも必要に思えます。
ただ、そうじゃない人を歩かせる場合もあります。
同ジム会員さんは別のパーソナルジムにて、
筋肥大目的なのに、有酸素を取り入れられたそうです。
これはもう駄目ですね。
トレーニングしている人なら漠然と、
”有酸素は減量の時だけ”という
感覚の人が多いと思うので、
問題ないとは思います。
運動初心者の経験からくる感覚がない人に対して、
そういったことをするトレーナーがいるのは事実です。
ジムに通っているのに、ヒップアップなどの、
脂肪は落ちても、筋肉的変化がない人。
もし有酸素を取り入れているのなら、
少し除いてみてはいかがでしょうか?
変化があるかもしれません。
パーソナルトレーニングの場合は、
ジムを変えることをおすすめします。

全然関係ないですが、
個人的に金払って歩くって謎なんですよね。

まとめ

有酸素完全否定というわけではないです。
減量の時など消費カロリーを手っ取り早く、
増やすことに対しては、むしろ賛成派
です。
あくまで、筋力を付けることに対しての場合です。
永年糖質無制限の亀山とは無縁の存在。
ただ、それだけです。
気が向いたら、メリットの方も載せようかと
思います。気が向いたらです。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。