CBDって知ってますか

 KONDOです。
今回は「CBD」についてです。
新手のサプリメントか??って知らな人は
思うかもしれませんが違います。
CBDの詳しいことはコチラから色々サイトを
漁ってみてください。

Cannabidiol(カンナビジオール)という
大麻に含まれる化学物質カンナビノイドの1つです。
効果として謳われているのは
「抗炎症」「抗うつなどの精神安定」であります。
睡眠の質が上がったとかそういった感想を
持つ人も居るようで
スポーツ選手や有名人たちが使用しているということで
Instagramなどで広まっていきました。
今回は現状のエビデンスを用いて紐解きます。

過去記事ピックアップ

CBD

 私は過去にCBDを摂取したことがあったのですが
その時は特に何も感じませんでしたし
一番体感しやすいであろう睡眠の質向上についても
当時は何も感じませんでしたが
たまたまCBDをもらってまた最近試したのでレビューします。

私が貰ったのは

  • CBD 40%
  • CBD 10%
  • CBD含有バーム

この「%」はその製品に含まれるCBD含有率です。
その他はMCTオイルなどでの構成でした。

検索して日本国内で販売されている
CBDブランドと比較しても割と高濃度ですね。

上限摂取量の30%, 60%, 100%で
舌下で転がして摂取しました。

感想としては特に何も無しです。
睡眠の質が向上したとも思いませんでした。
バームの方も抗炎症・筋肉痛軽減という感じで
書かれていましたが何もありませんでした。

個人的な感想です

私にとっては単なるオイル摂取な感じでした。

現状のエビデンス

the effects of CBD oil as add-on treatment compared to placebo; no significant difference was found either in overall efficacy or in cognition. Altogether, insufficient evidence exists on the efficacy and safety of CBD oil in schizophrenia patients. More RCTs, comparing CBD oil with placebo and other antipsychotics are warranted.

CBDオイルをアドオン治療として使用した場合の効果をプラセボと比較したところ、全体的な有効性と認知機能のいずれにおいても有意な差は認められませんでした。総合的に見て、統合失調症患者におけるCBDオイルの有効性と安全性については十分な証拠がない。CBDオイルをプラセボや他の抗精神病薬と比較したRCTの実施が望まれる。

メタ解析でのエビデンスで
精神安定的な効果の有効性と安全性は証拠無し
としています。

There is currently limited evidence regarding the safety and efficacy of CBD for the treatment of psychiatric disorders. 

精神疾患の治療におけるCBDの安全性と有効性に関するエビデンスは現在のところ限られている。

システマティックレビューでのエビデンスです。
”しかし、入手可能な試験では、物質使用障害、慢性精神病、
不安障害などの特定の精神病理状態に対する
治療効果の可能性が報告されています。”として締めくくりは
更なる研究の余地有りとしています。
結局まだ「可能性あるかも?分からん。」の範囲内です。

Cannabidiol may hold benefit for anxiety-related disorders. Controlled clinical studies are needed.

カンナビジオールは、不安関連障害に有効である可能性がある。対照的な臨床研究が必要である。
A large retrospective case series at a psychiatric clinic involving clinical application of CBD for anxiety and sleep complaints as an adjunct to usual treatment.

CBDを通常の治療の補助として

↑とありますのでCBD単一の効果ではありませんよね。

There is scarce evidence to suggest that cannabinoids improve depressive disorders and symptoms, anxiety disorders, attention-deficit hyperactivity disorder, Tourette syndrome, post-traumatic stress disorder, or psychosis.

カンナビノイドが、うつ病性障害および症状、不安障害、注意欠陥多動性障害、トゥレット症候群、心的外傷後ストレス障害、または精神病を改善することを示唆する証拠はほとんどない


↑メタ解析になります。
CBDなどのカンナビノイド自体に
メンタリティ的な部分の改善を謳える根拠が無い
となっていますね。

まとめ

 CBDに関する文献を色々と漁りましたけれども
どれもが「研究の余地あり」としています。
それは肯定意見も否定意見もであります


又、継続的摂取において
身体への害の有無は未だ不明であり
警鐘を鳴らす人も居るのも事実です。
この時点で「CBDは〇〇というエビデンスがある」
と言い切ってしまう発言は早計であり浅慮です。

個人的な意見としては使用するのは
今後の更なる研究を待つべき
かと思います。









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