五十肩について解説

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は五十肩に関する論文を
引用していこうと思います。

そもそも五十肩とは?

五十肩の正式名称は、
肩関節周囲炎”といいます。
肩の動きが悪くなったり、
眠れないほどの痛みを夜中に伴うこともあります。

肩関節を構成する、骨、軟骨、靱帯、腱などに
炎症が起きることが主な原因です。
肩峰下滑液包や関節包のが癒着することも
動きが悪くなる原因です。
これらを総称して50歳代に起こる肩関節疾患を”五十肩”と言います。
論文では五十肩と総称していますが、
厳密には上腕二頭筋長頭腱炎や、
石灰沈着性腱板炎などの疾患名があります。

ちなみに40歳代に起こるのを四十肩と言います。

論文

今回の論文は、五十肩の患者に対する治療法として、
何が適切であるのかを調べたメタアナリシスです。
(メタアナリシスとは?→リンク

疼痛と機能を主要な評価項目として、
外旋可動域を副次評価項目とした。
期間は、短期間(12週間以内)、中期間(12週間~12ヵ月)、
長期間(12ヵ月以上)に分けた。
結果は、短期的には関節内コルチコステロイドの投与のみが、
他の介入と比較して、疼痛に対する統計的および、
臨床的な優位性を示した

サブグループ解析、ネットワークメタアナリシスでは、
コルチコステロイド内服薬に、
簡単なエクササイズやストレッチを取り入れた
運動プログラムおよび、理学療法を追加することが、
中期的にはプラスの効果をもたらす
可能性があることが示されました。

本研究の結果は、持続期間1年未満の
五十肩患者にコルチコステロイド内服薬を早期に使用することが、
良好な転帰と関連することを示唆している。
この治療法は、回復の可能性を最大限に高めるために、
運動プログラムを伴うべきである

まとめ

論文を見ても分かるように、
運動には即時性の効果はほぼないです。
中、長期的なメリットが多数を占めます。
何かが悪くなっているということは、
その状態になるのに何年も掛かっています。
もちろん、急性的なモノもありますが。
今回の五十肩で言えば、
長期的な運動不足や栄養面など意識せずに、
生活をしているとなりがちです。
何年も”楽”を続けた結果なわけなので、
それが治るのにも時間が掛かるのは、
仕方がないと言えば仕方がないです。

ダイエットでもそうです。
長期的に好き放題食べて、
不満が出るような体型になった。
言わば自身の怠慢です。
それを目先の即効性だけを見て、
糖質制限などに手を出し、
短い期間でどうにかしようとする。
だから失敗するんですよ。

この記事を書いた人

BIG FACE KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。