安静も大事なトレーニングの一部

こんいちは。ODAです。
寒くなってきてあったかい飲み物が
神的な存在になりつつある今日この頃。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
ここ最近怪我をしているアスリートが発生する時期だと思います。
それが、チーム内でも頻発するはずです。
特に冬練という名目で理不尽な練習をされている方たちは
怪我人も多いのでは?

今回は、リハビリテーションについて綴っていけばと思います。
アスリートの方、受傷からの治癒までの
段階につきましてはコチラの記事をご覧くださいませ。
この記事にある炎症反応段階について記述していきます。

炎症反応段階
炎症は、損傷に対する最初の反応であり、
引き続き起こる治癒に必須の反応であるが、
適切に管理されなければリハビリテーションの進行を遅らせることになる。

炎症段階時期の目標

結論から申し上げますと、炎症段階の治療の目標は、
新しい組織の破壊を防ぐことである。
新しい組織の再生や形成に安全な環境を用意することは、
ケガを長引かせる可能性のある炎症の長期化や、
新生血管およびコラーゲン生成の破壊を防ぐために重要である。

安静や、アイシング、圧迫、挙上、電気刺激を含む
物理的手段がしばしば主要な治療の選択肢となるが、
有効性についてはさまざま。

また、機能の早期回復には患部外の健康状態も
影響するということを忘れてはいけません。
したがって、治癒も大事ですが、
その他以外の筋力や筋パワー、筋持久力、
心肺系の機能も維持されなければならない。

アスリートのお子さんを持つ親子さんは、
これらの課題を遂行するために、
監督、コーチ、医師、トレーナー話し合い、
その特定の傷害に対して適応および禁忌とする
運動のタイプを決定しなければならない。

一歩間違えてしまえばその子のリハビリ期間を
長くしてしまう可能性をあげてしまいます。

この段階での主な目標は、
損傷した構造をできる限り保護することである。

もしも、必要条件が満たされていれば、
一般的な無酸素性および
有酸素性トレーニング、患部以外の
レジスタンストレーニングを実施できると思います。
ただし細心の注意が必要なのは変わりません。

もし、受傷した腕や脚の運動が禁忌でなければ、
受傷部位に負担をかけずに行う、
受傷部位よりも近位および遠位を使うアイソレーションエクササイズも許される場合がある。

例としては、膝損傷後の股関節外転や
回旋のエクササイズ、あるいは肩甲上腕関節損傷後の
肩甲骨安定のエクササイズなどが挙げられる。

トレーニングをするための戦略

リハビリに関しては早期の競技復帰が目標となることが大事ですが、
損傷した組織がさらに損傷するのを防ぐために、
消極的な安静がまず必要である。
したがって、受傷した部位を直接的に含む、
あるいはストレスをかける運動はこの段階では勧められない。
受傷部位に直接的に関与しない、
あるいはストレスをかけないエクササイズ
下肢を受傷した場合の上肢のエクササイズ、
また片方の脚を受傷した場合の反対側で
脚しの片脚エクササイズ)は、行うことができる。

いずれにしても運動できる状況でなかった場合では、
まずは安静が絶対的に必要です。
無理して動かしては治るものを治らなかったりします。
出来る事から始めていくのですが、
無理してはいけません。
動きたい、うずうずする気持ちも
炎症反応の期間ではぐっと抑えて、
休むこともトレーニングの一つという事を考え方の一つとして
大事に考えていければと思います。

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