競技に近い動きをしたトレーニングについて

こんにちは。ODAです。
SNSは色んなアスリートたちの
練習風景をみることが出来るので見ていて楽しいです。
その中でもトレーニングに関しては
競技に近い動きを加えたトレーニングや
エクササイズを公開しているアスリートも多くいます。
特にファンクショナルトレーニングと言われる方法がSNSを見て
アスリートの中で人気なように思います。
競技指導に携わるコーチの間でも
特異的なエクササイズが頻繁に行われているようにも思います。
いわゆる競技で使える筋肉あるいは筋力を向上させるためには
競技動作に近いエクササイズを用いてトレーニングを行う必要がある

という考え方が特異的エクササイズが行われる
背景があるのではないかと思います。

そうした考え方のもとに、重要な競技動作を取り出してきて
その動作に直接負荷を加えるようなエクササイズが
実施されているのをいろいろな現場やSNSで目にします。
行われている特異的なエクササイズの
すべてが悪いわけではありませんが、
あまり効果があるとは思えない場合が
多いと思うことがあります。
その理由はいくつかあります。
今回はその理由について綴っていこうと思います。

理由について綴っていく

例えば理由の1つとして
外的負荷を加えることで、逆にエクササイズが
競技動作に特異的ではなくなるかもしれないというところです。

そもそも特異的なエクササイズを導入する理由は、
競技動作に近い状態でトレーニングすることによって
トレーニング効果の転移を最大化しようということだと思います。

しかし、競技動作そのものに負荷を加えることによって、
そのエクササイズの動作や力発揮方法が変わってしまい、
逆に競技動作とは異なるものになってしまう可能性があります。

つまり特異的なエクササイズを目指しているはずが、
実際には特異的ではない、非特異的なエクササイズを
実施していることになりかねない事も
無きにしも非ずという事に繋がってしまいます。

この動作と力発揮の変化を抑えるために、
特異的なエクササイズを行う際は外的な負荷を
最低限に抑えてできるだけ軽いものを
使うべきという主張も存在します。
外的負荷が小さければ競技動作とトレーニングエクササイズは極めて
近いものとなると思いますが、
それなら単に競技動作そのものを
練習すればいいわけで、特異的なエクササイズをあえて
実施する意味がそもそもなくなってしまと思います。


次に漸進性過負荷の原則が適用できないという所
上記の特異的ではなくなる事とも関連しますが、
特異的なエクササイズにおいては
高負荷を外的に加えるのが難しいことがほとんどです。

なので、非常に軽い負荷を用いてエクササイズを
実施している場合が多いでしょう。
選手の筋力が向上するにつれて
外的な負荷を増やしていくという
漸進性過負荷の原則を適用するのが
難しくなるということになります。
実際、特異的なエクササイズを
実施しているアスリートでほとんど同じ負荷を
何ヶ月、何年も使い続けているのを見たことがあります。
トレーニングを行うにあたって漸進性過負荷の原則は
トレーニングの原則の中で大事な要素の1つです。

漸進性が適用できないエクササイズはあまり使い
勝手が良いとは言えず、トレーニング前のウォーミングアップとしての
位置づけとしてもつのはアリですが、
最も重要なトレーニングかと言えば順番は高くないと思います。


まずは2点を挙げて綴っていきましたが
次の記事でも同じように綴っていこうと思います。
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この記事を書いた人

ODA世界観

NSCA-CSCS
健康運動指導士
健康運動実践指導者

パーソナルトレーナーとして年間で2000件近く指導してきて、豊橋市内での指導件数は一番多いのではと自負があります。それが経験として活き十人十色の骨格・体力を瞬時に認識して適したトレーニング指導ができます。
NSCA-CSCSの資格を取得して以来は、ウェイトトレーニングばかりではなく身体の柔軟性や動かし方などのコンディショニング面の改善意識も強く持つようになりました。ボディメイクはもちろんのこと、姿勢の意識をはじめとする腰痛や肩こりに対してアプローチし身体の不調を整えながら楽しくトレーニングを行えたらと思います。