学生ボディビルの普及・発展に関する研究

こんにちはTOMOAKIです。
先日学生ボディビル・フィジークの日本大会が開催されました。

優勝した宇佐美選手を筆頭に
え?学生とは??って言うくらい
とんでもない筋量、仕上がりの
ボディビルダー,フィジーカーが沢山出場されていました。

大会レポートはこちらから↓

自分のイメージとして
大学でボディビルやってる人は
超絶レアだと思います。

実際周りでほとんど見たことありません。
自分が大学在籍中に大会出場したりすると
周りから珍しがられました。

日体大とかはバーベルクラブ≒ボディビル部みたいなのが
あって羨ましい限りです。

学生ボディビルについて何か文献ないかな~と
探していたら、たまたま2022年夏に公開された新しめの
大学におけるボディビルの普及と発展に関する論文
アブストラクトを見つけたので
簡単に紹介していこうと思います。

背景と目的

本研究の背景として以下の点があげられる。

①ボディビルは1990年代から大学に導入されたが、
まだ初歩的な段階であること。

②調査対象である寧波(中国)の大学では、
ボディビルの理解に多くの誤解があり、
発展が遅く、ばらつきがある
こと。

③スポーツ心理学は心理学の一分野として、
特定の条件下でスポーツ活動を行う人々の
心理現象、発生、発達法則を研究すること。

以上3点を踏まえて、
学生に対して具体的な感情調整法を用いることが重要。

スポーツ心理学の理論等を用いて、
学生の心理的欲求を理解することにより、
寧波市の大学におけるボディビルの発展を促進することが目的

対象者と研究手法

大学の現状と学生のニーズをよりよく理解し、
発展を促進するために、
寧波市内の8つの大学の学生240名
対象に調査およびインタビューを行った。

(分析手法や検定などの詳しい内容は省略します。)

結果

結果の一部を紹介する。

新しいスポーツであるボディビルの普及・発展スピードは、
様々な要因に影響される。

社会からの外的要因だけでなく、
学校からの内的要因もあり、
また主観的・客観的要因もある。

本論文は、寧波市の大学におけるボディビルの発展に影響を
与える要因について総合的に分析したものである。

その主な限界は、
プロのフィットネスコーチの不足
・大学生の貧しい健康意識
・間違った伝統的なフィットネス概念
・大学での少ない広報
・少ない投資
・不十分なフィットネス場所や施設
にある。

感情調節能力と健康行動の相関分析では、
健康意識の向上と感情調節能力の間に
有意な正の相関があり、
参加度が高いほど感情調節能力が高いことを示すデータであった。

感想

大学でのボディビルの普及・発展スピードへの
影響として挙げられていた内容は
ボディビルに限らず他のスポーツや部活などでも
当てはまることがありそうだなと感じた。

様々な課題の中でも一番時間がかかりそうなのが
プロのフィットネスコーチの不足なのかなと。
ジム環境や広報なんかは予算ややり方などで
ある程度は解決できそうに思えます。

冒頭にでてきた日体大は
岡田先生という指導者の存在がバーベルクラブという
学生ボディビルの普及・発展に貢献しているのかなと。

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この記事を書いた人

TOMOAKI

2021年度JBBFジャパンオープンクラシックフィジーク168cm以下級準優勝など数多くのコンテストで優れた成績を残し続けており、2022年度から正式にmaison de FLEXER所属のパーソナルトレーナーとして指導中。KONDOやKAMEYAMAより常日頃から様々な知識を供給されそれを活かしてオンラインコーチングで月当たり約30名を指導している。