食事中のスマホ操作が与える影響

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、食事中のスマートフォンの使用は若者のカロリー摂取量を
増加させるという論文を引用していこうと思います。

論文



全体として、現在のエビデンスは、「スクリーンタイム」(画面を使用する機器)と
呼ばれるデジタル技術の使用が、
特に若年層にとって肥満の危険因子を
表すことを明らかにしています。

テレビやビデオゲームなどのメディア機器を用いて
以前に行われた調査では、
テレビ視聴時間、ボディマス指数(BMI)、
脂肪率レベルの間に一貫した相関があることが示されました

電話メッセージングサービスを通じて相互接続された
友人や両親の仮想的存在が、
食行動に対して社会的促進効果を発揮するという仮説を検証しました。
シンガポール人男性青年50名を対象に、
スマートフォンを介した社会活動が摂取カロリーに
影響を与えるかどうかを検討しました。
参加者は、メッセージの送受信、中立的な記事の閲覧のいずれかの
電話活動に無作為に割り当てられた。
その結果、メッセージ送信群では、
記事を読む群に比べ、おやつを食べる機会があった場合、
より多くのおやつを消費していた。
この結果は、食事摂取に対する社会的影響を
強調する多くの文献と一致し、
電話使用パターンが個人の過食の
素因となる可能性を示唆している

最近の文献によると、食事中のスマートフォンの使用は、
若者の摂取カロリーを増加させることが強調されている。
気晴らしは空腹感や満腹感の生理的なシグナルを妨害するが、
社会的促進効果も示唆されている。

認知は食物摂取の調節に極めて重要な要素であり、
高い知覚的要求を必要とする活動は
食事中に控えるべきであると考えられる。

まとめ

結局摂取量の問題であることには変わりありませんね。
スマホをいじっているが適切な食事と、
スマホをいじっていないが過食ならば、
間違いなく太るのは後者です。


ただ、性格や習慣から傾向としてはあるかなと思います。
スマホを常に触ってしまうスマホ、ネットの依存度が高い人は、
健康や体型に対して意識がいきにくなどはあるかもしれませんね。

一時話題になりましたが、
食事中のスマホ操作ってマナー的にどうなんですかね。
個人的にいいでしょって思う場面もあれば、
この場ではダメだなもあるので、
マナー的な話って分からないです。
根本的な話をするならば、
対人関係において相手が不快に思うならアウト、
思わないならセーフかなと思っています。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。