運動後の回復方法について

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、偏心運動誘発性筋疲労後の
回復を改善するための介入ストラテジーの比較についての
論文を引用していこうと思います。
簡潔に言ってエキセントリック収縮後の回復方法の比較。

論文

本研究の目的は、エキセントリック過負荷トレーニングを行った後、
異なる回復処理、手技療法(MT)、
機械的振動(MV)、パーカッションセラピー(PT)、
フォームローラー(FR)がTMG(腓腹筋の収縮時間と橈骨変位)を
通じて骨格筋の収縮特性に与える影響を評価することであった。

対象は研究前の6ヶ月間に下肢の傷害の既往がなく、
2年以上の筋力トレーニング経験のあるアスリートが対象となった。
40名(男性38名、女性2名)の健康な大学アスリートが参加を決めた。

結論として、PTは、エキセントリック過負荷後の
筋組織の改善に有効な方法であることが示されている。

この新しい治療オプションにより、
MTと同様の筋回復値の改善を得ることができ、
FRやMVよりも効率的であった。

PTに割く時間はわずか2分であったが、
MTは同様の結果を得るために15分を要した。
使用した療法は、未処置の脚と比較して、
処置した脚の回復にプラスの効果を示し、
TcとDmの値は両方とも初期値に戻る傾向があった。
注目すべきは、PTが筋肉回復の可能性を持っていることである。
しかし、どの方法が最も効果的であるか(短期的、長期的に)、
また、どの作用機序が回復過程で刺激されうるかについては、さらに研究が必要である。

まとめ

パーカッションセラピーって難しく言ってますけど、
マッサージガンです。
しかもこの研究では、
当ジムにもあるセラガンを使っています。
尚、当ジム下位互換品の模様。

マッサージガンは初期投資こそ少し値が張りますが、
ぶっちゃけ腕の悪い整体何回も行くより
コスパはいいと思います。
”PTに割く時間はわずか2分であったが、
MTは同様の結果を得るために15分を要した”
この結果はかなりやばいと思います。
しかも毎日家で出来るとなると
ただただ資格だけ取って勉強していない
手技系の方々惨敗になるんじゃないですかね。


お客さんでも買っている人が増えていますが、
本当におすすめできます。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。