糖尿病患者の運動タイミングにおける効果の差

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、健康な被験者と耐糖能異常(糖尿病)患者における
食事摂取前後の運動に対する食後急性血糖値反応について
調べた論文を引用していこうと思います。

論文

この研究では、運動と食事のタイミングの効果を測定するために、
食前と食後の運動と不活発な対照条件を比較した
無作為化対照試験の結果をプールした。
さらに、①2型糖尿病の有無にかかわらず、
食事摂取から運動までの時間が食後運動の効果に影響を与えるかどうか、
②運動時間、種類、強度が関連するモデレータとなるかどうかを調査することを目的とした。

2 型糖尿病の参加者(16 歳以上)を募集している研究を対象とした。

結果として2型糖尿病の有無にかかわらず、
食後の運動は、運動なしのコントロールと比較して、
食後グルコース上昇を低下させることが可能であるという証拠を見いだした。
さらに、食後の運動は食前の運動よりも食後血糖上昇に
対処するのに有効であることが示された。

食事前の運動は、運動なしのコントロールと比較して、
食後血糖値への有意な効果を示さなかった。
活動的になる最適な時間帯は、
食後初期(食後0~29分)のできるだけ早い時間帯である。
効果量の数は限られているが、食後中期の活動(食後30-120分)の
効果が低いという傾向が見られた。
食事と活動の間の時間が最も長い研究(60分)では、
2型糖尿病患者において、食事摂取前の歩行が
食後高血糖に良い影響を与えるという傾向さえ示された。
現在までに、食後後期(食後120分以上)の活動を比較した研究が1件あり、
食後5時間までの時間間隔での運動の有益な効果が報告されていますが、
利用可能な証拠に基づくと、食後に近い運動と
比較して優れた効果は期待できないようです。

結論として、運動(20分のウォーキングなど)は、
食後できるだけ早く行うと、食後高血糖に
急性に有益な影響を与える。
食事から運動までの間隔が長いと、血糖値への影響は弱くなる。

まとめ

食後すぐに動くとかしんど過ぎません?
私なら食後すぐは動きたくないという本音です。

この論文は、ウォーキングですからね。
筋トレじゃないですよ。
食後すぐの筋トレは本当に良くないです。
リバースします。本当に。
もしくは気持ち悪くなります。
トレーニーなら一度は経験ある人もいるかとは思いますが、
安定したフォームも取りにくいので
おすすめできないですね。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。