リラックス療法がPMSに与える影響

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、リラックス療法が月経前症候群に与える
影響を調べた論文を引用していこうと思います。

論文

このシステマティックレビュー(SR)は、
臨床および地域集団で活用できる、
月経前症候群(PMS)における
リラクゼーション慮法(RT)の効果を
検討するために実施された。

35の異なる試験のみがこのSRのために選択された。

このSRの結果は、リラクゼーション、ヨガ、有酸素運動、
マッサージなどの単純なリラックスが有効であり、
PMSに多大な影響を与えることを示唆しています。

介入前のサンプルは、身体的症状50(100%)、
心理的症状17(34%)、行動的症状25(50%)、
痛み22(44%)の中等度の影響を受けていた。
また、介入前は、身体的症状50(100%)、心理的症状17(34%)、
行動的症状25(50%)、痛み22(44%)であり、
症状が重かったサンプルは、心理33(66%)、
行動23(36%)、痛み28(56%)でした。
しかし、テスト後の評価の結果、
症状の重さは軽減されていることがわかった。
漸進的筋弛緩法(PMR)を週5日、2ヶ月間介入した結果、
ほとんどのサンプルが中等度、軽度の症状カテゴリーに属しています。
同様に、身体的症状36(72%)、心理的症状34(68%)、
行動的症状29(52%)、痛み41(82%)のサンプル数も、
症状の重度から中等度のカテゴリーに減少しました。
また、身体的症状14(28%)、心理的症状16(32%)、
行動的症状17(34%)、痛み4(8%)のサンプルは、
軽度の症状まで軽減されました[2] ほぼすべての研究が、
RTが身体的、心理的、行動的症状を緩和し、
さまざまな環境において女性の生産性を
高めるために役立っていることを示しています。

結論として、PMR・リラクゼーション・ヨガ・有酸素運動、
マッサージなどのシンプルなリラクゼーションからなる7つのRTが、
PMSに効果的であることを証明しています。
また、SRは、選択されたRTがPMSを効果的に
治療することを推奨する臨床および
コミュニティ領域をサポートしています。

このSRの結果は、PMSに悩む女性たちが、
個人的および仕事上の成果を制限する様々な
不快感を軽減するためのリラクゼーション方法として
RTを利用できる意識を高めるのに役立ちます。

まとめ

無くすのは無理かもしれません。
ただ、軽減することは出来るかもしれません。
症状や不快感を受け入れてしまうのも手ですが、
それでは行動に制限がかかってしまいます。
お客さんでも仰る方が多いのですが、
”40代になれば痛みがあるのが普通”など聞くこともありますが、
少し足掻いてみるのもいいかもしれません。
以外に楽になるかもしれませんよ。

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この記事を書いた人

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。