腰痛に対する股関節介入について

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、腰痛患者に対する
股関節の介入の有効性についての
論文を引用していこうと思います。

論文

このメタ分析付きシステマティックレビューの目的は、
LBP患者の痛みと障害を改善するために、
股関節を標的とした介入を単独で、
またはLBP介入と組み合わせて、
特定の腰の介入と比較してその有効性を調査することであった。

8つのRCTを対象とし、
結果として、LBP患者において、股関節強化は単独で、
または特定の腰部運動と組み合わせて、
股関節ストレッチは特定の腰部運動と組み合わせて、
単独での介入よりも痛みの強さと障害の軽減に
短期的に効果があることを示唆する非常に低いレベルのエビデンスが見つかった。
結果のバイアス、矛盾、不正確さのリスクから、
エビデンスレベルは非常に低いものに格下げされた。

結論として、LBP患者において、股関節強化単独
または特定の腰部運動との併用、股関節ストレッチと
特定の腰部運動との併用が、短期的には、
特定の腰部介入単独と比較して、痛みの強さと障害の減少に
プラスの効果があることを示唆する非常に低いレベルのエビデンスを見つけた。

LBP患者における股関節をターゲットとした介入の
中長期的な効果を明らかにし、最適なマルチモーダル介入を決定するために、
さらなる調査が必要である。

まとめ

一応効果はあるかもねぐらいのニュアンスですね。

腰痛って一括りにしちゃうと分からなくなりますが、
慢性腰痛、筋筋膜性腰痛、疲労、
心因性からのヘルニアなどの整形外科疾患とかもですからね。
人それぞれに対して見るべきで、
腰痛だからで見ると失敗しそうですね。
といいつつも腰痛だったらデッドリフトやっておけばいいと考えている私です。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。