BLOG

2025.08.12

不眠症と飲酒の関係について

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は不眠症の症状と危険な飲酒との関係における、
知覚されたストレスと抑うつの間接的な影響についての
論文を引用していこうと思います。

論文

本研究では、ストレスと抑うつの認識が不眠症と
危険な飲酒の関係を間接的に説明するかどうかを
検証するための予備調査を実施しました。

不眠症を自覚した重度の飲酒者(n = 405:女性270人、男性134人、ノンバイナリー1人)が、危険な飲酒、不眠症、ストレスの認識、抑うつに関する自己申告尺度に回答しました。

結果として、知覚されたストレスとうつ病の両方の影響を考慮すると、
不眠症は知覚されたストレスを通じて危険な飲酒に部分的な間接的影響を及ぼし、
うつ病には影響が見られませんでした。
危険な飲酒を予測因子、不眠症を結果として得た競合する横断的並行媒介モデルでは、
危険な飲酒はうつ病を通じて不眠症に部分的な間接的影響を及ぼし 、
知覚されたストレスには影響が見られませんでした。
不眠症はストレスへの影響を通じて危険な飲酒に関連し、
危険な飲酒はうつ病への影響を通じて不眠症に関連している
可能性があることを示唆しています。

これらの研究結果は、不眠症とAUDの関係におけるストレスと
うつ病の因果関係を評価する今後の縦断的研究の基礎となるものです。

参考文献:Indirect effects of perceived stress and depression on the relationship between insomnia symptoms and hazardous drinking

まとめ

飲酒は基本的には百害あって一利なしと言えるはずです。
入眠がとか睡眠の質がストレスがとか言いますけど
別の方法取ればいいと思います。
飲む理由探しは良くないです。

過去おすすめ記事
睡眠姿勢と腰痛の関係について

この記事のカテゴリ

この記事のタグ

この記事を書いた人

アバター画像

KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

パーソナルジムFLEXER佐藤町店の店長。ブログでは基本的に解剖学や運動学等の文献を引用した記事を執筆しています。

TOP