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2025.11.30

同じカロリーでも脂質によって働きは違う?

こんにちはTOMOAKIです。
先日オンラインコーチングのクライアント様から
“同じカロリーでも、脂質によって働きが違うのでしょうか?”
という質問をいただきました。

同じカロリー、g数であれば
お菓子や肉の脂などどんな脂質でも良いのか?
それとも何か気にしたらいいのかという質問です。

結論から言うと脂質の種類によって
代謝や健康への影響など異なります。

脂質の種類と健康への影響

脂質はざっくり分けると
多価不飽和脂肪酸(PUFA)、一価不飽和脂肪酸(MUFA)、
飽和脂肪酸(SFA)、トランス脂肪酸(TFA)
があります。

例えば魚の脂に多いEPA・DHA(多価不飽和脂肪酸)は、
抗炎症作用や中性脂肪低下などの効果が示されており、
健康への有益性を示す研究もあります。

参考文献:
Effects of Omega-3 Fatty Acids Intake on Lipid Metabolism and Plaque Volume in Patients With Coronary Heart Disease: A Systematic Review and Dose–Response Meta-Analysis of Randomized Clinical Trials

また、飽和脂肪酸は摂りすぎるとLDL上昇と
心血管リスク増加が一部の研究で報告
されていますが、
食品源による差や個人差もあり、
完全な結論は不明です。

参考文献:
Saturated Fats and Health: A Reassessment and Proposal for Food-Based Recommendations: JACC State-of-the-Art Review

指導しているとあまり意識せず食事をしていると摂りすぎる方は多いので
基本的には摂りすぎないよう心がけておくと無難かなと思います。

工業的トランス脂肪酸はLDL悪化や心血管リスク増加との関連が一貫しており、
基本的に避けることが推奨されています。
こちらの研究では
「同カロリーの飽和脂肪よりも害が大きい可能性」とまで言及しています。

参考文献:
Trans Fatty Acids and Cardiovascular Disease

脂質の種類に関する詳しいことは過去のまとめをご覧ください。

まとめ

まとめると、脂質は「同じカロリーだから同じ働き」というわけではなく、
種類によって代謝・健康・体づくりへの影響が異なります。

特に、魚の脂に含まれるEPA・DHAのように
有益性が多数報告されている脂質もあれば、
飽和脂肪酸のように過剰摂取でリスクが指摘されるもの、
工業的トランス脂肪酸のように一貫して
避けた方が良いとされるものもあります。

減量・ボディメイクではまず総カロリーが最優先になりますが、
そのうえで「限られた脂質枠をどの種類に使うか」が代謝や健康等に影響します。
そのことを念頭に脂質源を選べると良いかなと思います!

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TOMOAKI

パーソナルトレーナーでFLEXER COACHINGのメインコーチ。ブログでは主にオンラインコーチング上で得た知見のシェアや減量(ダイエット)、筋肥大に関する記事を執筆しています。

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