トレーニング後の和菓子はいいの?

 KONDOです。
いつもの如く結論から言いますが「NO」です。
いや、NOというか何を目的としているかによる、です。

パーソナルトレーナーも和菓子に関してだけ
なぜか文字通り“甘く“寛容な人が
割と多い気がします。

和菓子を食べる目的とは?

 トレーニーたちやコンテスト選手などが
トレーニング前後に和菓子を食べている
ってのを見たことがある人多いんじゃないですかね。

現にIFBB PROの山岸選手やビキニの安藤選手など
日頃からあんこやおはぎを愛用していることは
とても有名な話です。
寧ろ彼らの影響もあって摂取し始めた人も
非常に多いのでは無いでしょうか。

まずトレーニングをしている人が
和菓子を食べる目的としては
糖分摂取」であります。
言い換えればグリコーゲンの補充目的です。
グリコーゲンとは肝臓と筋肉に蓄えられる
車でいうガソリン
のようなものと
思ってください。

グリコーゲンは
トレーニングだけじゃなくスポーツなど
激しい運動時にその強度に比例して
枯渇していきます。
裏を返せば車がガソリンがないと
動かないのと同じですから
しっかり満たしておく必要があるのです。
トレーニング終盤やスポーツを長時間していると
いわゆる体力切れというか
力が出なくなったり集中力が切れたりと
そういうのを感じたことが
確実にあると思いますけれども
要するにこれが“疲労“の原因の1つです。

なので和菓子が安価で手っ取り早く
脂質がほぼ含まれていない点や
1個あたりの糖質含有量がちょうどいい
などで選ばれるのです。

和菓子を解剖

 和菓子はそのカロリーがほぼ全て糖質です。
そして砂糖が非常に多く使用されています。

砂糖はブドウ糖+果糖
です。
砂糖は良くないと言われているのは
周知の通りでありパーソナルジムでは
基本的には避けるべきものと
あらかじめ説明が成されると思います。

洋菓子でなく和菓子が用いられるのは
やはり脂質をほぼ含んでいないという点です。
食べ応えもありますしね、
食欲も満たせる・・というメリットはあります。

筋グリコーゲン補充に不向き

 結論から言うと
果糖は筋グリコーゲン補充には不向き
であります。
平たくいうと果糖は筋肉のエネルギー源には
ならない
よってことです。

ゆえに和菓子を食べてトレーニング前や後で
筋グリコーゲンを補充しようとしても
それは役不足であるのです。
砂糖の構成のもう1方はブドウ糖でありますから
そちらはもちろん有効ですけども
和菓子何個食べないといけないねん・・って
感じになって摂取カロリーを積む傾向になります。
ボディメイクを目的としているなら
本末転倒であることが分かるかと思います。

なぜ広まった??

 よく学んでいる人でしたら
ご存知かもしれませんが
グリコーゲン回復速度を早めるとして
マルチトランスポーター法というものがあります。

グルコース:フルクトース=2:1
の比率で摂取するとグリコーゲン回復速度を高める

引用元:https://journals.lww.com/co-clinicalnutrition/Abstract/2010/07000/Carbohydrate_and_exercise_performance__the_role_of.19.aspx

ただこれはアスリートのような
激しくも長時間アクティブに動く方々なら
有効であっても筋肥大などのボディメイクに対しては
プラスに働かない
と言えます。
筋トレのような瞬発的な運動に対しての
マルチトランスポーター法は
現状根拠がないってことですね。

有名選手たちの影響もですが
この研究をもとに
トレーニーング後に和菓子を摂取すると良い
的な発想が広く広まったのでは・・?
と個人的には思っています。

ODA

ということはフルマラソンなどを走る人は
そのマルチトランスポーター法を
取り入れるのも良いってことですね!!

KONDO

グリコーゲンに焦点を当てると
フルマラソン前日に糖質突っ込みまくっても
朝には半減しているので
なるべく早く起きてお腹に溜まらない程度に
ブドウ糖と果糖を2:1の比率で摂取すると良いですね。

ODA

ちょうどさっき
フルマラソンについての記事
書いたところです!!!

まとめ

  • 和菓子は脂質をほぼ含まない
  • 和菓子は砂糖を多く含む
  • 砂糖=ブドウ糖+果糖
  • 果糖は筋肉のエネルギー源にならない

ということで、
筋グリコーゲンの補充を目的とするのであれば
シンプルにブドウ糖を突っ込むか
マルトデキストリンを摂取した方が良い
です。
森永製菓のラムネを食べるリフターが居るのは
それもあってのことです・・。笑

ただトレーニングや激しいスポーツの直後は
甘いものを食べる絶好のタイミング
とも言えます。
筋グリコーゲンにはなりにくくとも
肝グリコーゲンにはなりますからね。
なのでそういう意味では和菓子は有用ですね。
脂肪も少ないですし、安価で手に入りやすく
1つのサイズが割とちょうど良さげですし。

甘いもの食うのに目的も理由も要らねえ。

亀山瑛滋(糖尿病(仮))


このエネルギー源に関しては
もっと書きたいことがありますんで
後日また書き連ねますね。







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