組織の修復について

こんにちは。ODAです。
冬連。。
この言葉を聞いただけで背筋が凍ります。
背筋が凍るほどきつかったです。
ちょうどこの冬連に挑んでいるアスリートの方、学生の方多いと思います。
トレーニングや技術連に挑む選手たちですが、
中には怪我をしてしまうアスリートの方も多いと思います。
今回は怪我か治るまでの過程をここで述べていこうと思います。
また、アスリート系のブログの記事につきましては下記を参考にご覧ください。
オフシーズンを迎えるにあたって
オフシーズンでの傷害予防
ウエイトトレーニングによって体が重くなる感覚

組織の治癒

運悪く怪我をしてしまった場合、
受傷からの競技復帰の過程には、受傷した組織の
修復とその組織が機能を回復するまでの準備が含まれる。
リハビリテーションとリコンディショニングにおける重要性を
選手たちがよく理解するために、
受傷後の筋骨格系組織が治癒する際の
一般的な段階をざっとみておく必要があります。

各段階で起きる事象のタイミングは
組織のタイプによって異なり、年齢や生活習慣、運動強度
傷害の程度、ダメージを受けた構造などの
全身的および局所的要因に影響を受ける。
受傷後、競技に復帰するための過程には、受傷した組織の治癒、
その組織の機能回復の準備、リハビリテーションとリコンディショニングを
最大に活かす適切なテクニックを用いることが重要になります。
ここからは3段階に分けて綴っていこうと思います。

炎症反応段階

炎症は損傷が起きた際、身体の最初の反応で、
正常な治癒に必要不可欠な過程であります。
炎症反応段階では局所的および全身的に炎症が起こり、
これによって最終的に治癒といった流れになる。

炎症段階では、
組織の治癒と初期の機能低下の双方に影響する反応が起こる。
受傷した部位は、血管分布、血流、
毛細血管透過性の変化により発赤し、腫脹が起こる。

組織が受傷した後、局所的な低酸素状態によってある程度の組織壊死が引き起こされ、
ヒスタミンやブラジキニンなどの化学伝達物質が放出される。
これらの物質はその局所的な血流および毛細血管透過性をさらに高めるため、
周辺の組織に体液が流出し、浮腫が起こる。
浮腫は収縮性組織を抑制し、機能を著しく制限することがあり、
組織の残骸や病原体は、血流の増加や
貪食作用と呼ばれる過程によって損傷部位から取り除かれる。
貪食作用は、治癒を遅延させる細胞の残骸をみつけて取り除く
マクロファージの放出を促す。

マクロファージにつきましてはアニメ【はたらく細胞!!】を
観て頂けるといいかと思います。
最近好きなアニメです。

この段階で存在する炎症物質が痛みの
神経線維を刺激し、これにより受傷した選手は痛みを感じ、
痛みによって機能はさらに低下していきます。
炎症段階は、受傷後だいたい2~3日間続きますが、
血液の供給が不十分な場合や怪我自体の損傷が
大きい場合はそれ以上にわたって続くこともある。
組織の治癒のために炎症段階は必須であるが、
適度な時間内で終わらなければ、
これ以降の段階へと進まなくなり、
リハビリテーションの進行が遅れることになる。
典型的には、この段階の継続期間は1週間未満。

線維芽細胞修復段階

炎症段階が終わると、組織の修復が始まる。
この線維芽細胞修復段階は、受傷後に機能しなくなった組織の
異化作用(組織の分解)と置換によって特徴づけられる。
組織の完全性を取り戻そうとして、
新しい毛細血管と結合組織(瘢痕組織)が受傷部位に形成される。
タイプII コラーゲンが損傷した構造に沿ってランダムに沈着し、
組織再生の骨組みとしての役割を果たす。
この新たに形成された組織は、元々の組織よりも弱い。
したがって、この新しい組織は適切な強度にはまだ達していない。
コラーゲン線維は主なストレスがかかる方向に
対して縦に配列している場合に最も強度が高くなるが、
新しい線維の多くはストレスがかかる方向に対して横に配列しており、
力を効率的に伝達する能力が制限されている。
この組織の治癒段階は、受傷2日後から始まり2カ月ほど続くこともある。

成熟ーリモデリング段階

修復段階に形成された弱い組織は、成熟-リモデリング段階で強化さます。
この段階ではコラーゲン線維の産生はタイプI コラーゲンへと移行し、
新しく形成された組織の構造や強度、機能が改善される。
加わる負荷が増すことで、新しく瘢痕組織を形成した
コラーゲン線維は肥大し、ストレスがかかる方向に沿って配列し始める。
コラーゲン線維がより厚みを増し、またより整然と配列されていくと、
コラーゲン線維はより強くなり、機能回復が可能となる。
こうしてコラーゲン線維の強度と治癒組織は改善されるが、
新しい組織はもとの組織ほどの強度を持つことは微妙です。
成熟-リモデリング段階における組織の
リモデリングは受傷後数カ月から数年にわたって続くことがある。
この期間がだいぶ長くなるのでトレーニングの強度
フォーム作りは慎重に行わなければなりません。

まとめ

・受傷後、損傷を受けた組織はすべて同様に
炎症、修復、リモデリングという一般的な治癒の段階をたどる。

・各段階で起きる事象のタイミングは組織のタイプによって異なり、
年齢や生活習慣、傷害の程度、ダメージを受けた
構造などのさ全身的および局所的要因に影響を受ける。

・各段階には特徴があり、それぞれを分類することができる。

それぞれの期間によってアプローチ方法も変わってきます。
怪我をしてしまったときでも焦らず
今できることを取り組んで怪我する前から飛躍できる
状態をここで作り上げれればと思います。

この記事を書いた人

ODA世界観

NSCA-CSCS
健康運動指導士
健康運動実践指導者

パーソナルトレーナーとして年間で2000件近く指導してきて、豊橋市内での指導件数は一番多いのではと自負があります。それが経験として活き十人十色の骨格・体力を瞬時に認識して適したトレーニング指導ができます。
NSCA-CSCSの資格を取得して以来は、ウェイトトレーニングばかりではなく身体の柔軟性や動かし方などのコンディショニング面の改善意識も強く持つようになりました。ボディメイクはもちろんのこと、姿勢の意識をはじめとする腰痛や肩こりに対してアプローチし身体の不調を整えながら楽しくトレーニングを行えたらと思います。