競技復帰までのトレーニング戦略

こんにちは。ODAです。
今回はリハビリ編の最終
復帰までのトレーニング戦略について
綴っていこうと思います。
怪我をした選手が競技復帰まであと少しのところまで
組織が修復できるその時が最も大事になる局面です。

競技復帰まであと少し【成熟ーリモデリング段階】

修復段階では、損傷した組織の
コラーゲン線維の置換が行われました。
これらのコラーゲン線維が並んだ後は、
新しい組織のリモデリングや強化が始まり、
選手の本来の競技への復帰が徐々に可能になる。
この時の治療の目標としては
成熟-リモデリング段階における主目標は、
プレーあるいは身体活動の復帰へ向けて
移行しつつ、組織の機能を最適化することである。

修復段階で実施したトレーニングを継続し、
徐々に負荷を増していき、受傷した組織に
加えることが可能な漸増的ストレスとなる
競技における特異的なトレーニングを
実施することによって少しずつ機能を回復させていきます。

リハビリ段階の選手はもっと早く、もっと強度を強く、もっとたくさんの事を
行おうと焦っているかもしれないが、受傷した組織に
より大きな損傷を加えることになりかねない。
この時点で運動しても痛みはほとんど感じないかもしれないが、
受傷した組織は完治しているわけではなく、
完治までにはさらに注意が必要だいうことを忘れてはならない。


ここでは、焦らずじっくりとトレーニングを行うのはもちろん
日常の生活でも身体には多くの負荷を
加えないようにしていかなければなりません。
少しずつ、ちょっとずつです。

少しずつ組織にかかる負荷を増やしていけば、
コラーゲン線維の配列は改善し、
さらに線維の肥大が起こる流れが出来始めます。
競技復帰あるいは身体活動についての決断は、
正常な組織の治癒に関する時間的枠組みとともに、
事前に決めた目的を伴う基準を越えてから
次の運動強度を行うべきであると思います。
これらの目的には、一般的に関節可動域のテストや
筋力、機能的テスト、確立された機能に関する測定が含まれる。
この測定に関しても、
選手、測定者、監督、コーチ、トレーナー、医者などと
コミュニケーションを取り、明確に定義された役割を持ち、
安全にプレーに復帰することを確実なものとする
復帰のための測定基準を用いることが重要です。

トレーニングの戦略

最終的には、リハビリテーションや
リコンディショニングのトレーニングは
機能的で身体活動の需要に類似したものとすべきである。
すなわち、競技特異性を反映したものである。

機能に関して特異的なトレーニングの
例としては、関節角度に対して特異的な筋力強化、
動作速度に特異的な筋活動、
クローズドキネティックチェーン・エクササイズ、
神経筋コントロールを向上させるトレーニングなどがあります。
また、筋力強化に関しては一般的なトレーニングから、
競技と共通の動作を行う、その競技ならではの
特異的なトレーニングへと移行する。
そのトレーニング戦略については次回の記事にて綴っていこうと思います。

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この記事を書いた人

ODA世界観

NSCA-CSCS
健康運動指導士
健康運動実践指導者

パーソナルトレーナーとして年間で2000件近く指導してきて、豊橋市内での指導件数は一番多いのではと自負があります。それが経験として活き十人十色の骨格・体力を瞬時に認識して適したトレーニング指導ができます。
NSCA-CSCSの資格を取得して以来は、ウェイトトレーニングばかりではなく身体の柔軟性や動かし方などのコンディショニング面の改善意識も強く持つようになりました。ボディメイクはもちろんのこと、姿勢の意識をはじめとする腰痛や肩こりに対してアプローチし身体の不調を整えながら楽しくトレーニングを行えたらと思います。