労作性熱射病の冷水浸漬

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は熱射病についての論文を引用していこうと思います。

論文

労作性熱射病(EHS)は温暖または高温の条件下で
身体活動を行う人にとって致命的な結果をもたらす可能性があるものです。
EHSの急性期治療には冷水浸漬(CWI)を使わないようにという
意見が広く流布されているが、科学的な証拠では、
この批判を強く否定している。
この論文で提示する仮説は、
CWIはEHSの治療として望ましいものであるべきだというものである。

EHS患者の急速冷却に有効なCWI以外の冷却方法を批判したり、
疑問視したりすることではありません。
多くの方法は適切であり、成功している。
CWIが冷却を妨げるという神話に反論し、CWIが実際に優れた冷却と生存率を
有することを示すことである。
CWIのコストはごくわずかであり、管理された運動場や多くの軍事訓練(すなわち、基礎訓練)の場で
比較的容易に利用でき、優れた冷却効果があるため、
ほとんどの状況でCWIが好ましい冷却方法となるはずである。
戦時下、遠隔地での運動会、その他の特殊な状況下では、
CWIの使用が不可能な場合もあるが、これは規則というより例外である。
さらに、上記の代替手段による生存率には目を見張るものがあるが、
症状発現直後に開始したCWIは、ほぼ(あるいは実際に)100%の生存率を示すと考えられている。

EHSの生存率を最大限に高めるには
上昇した中心体温を速やかに下げることが重要です。

現在得られている証拠から、
冷水、できれば浸漬、または冷水シャワーや
氷水に浸したタオルを浴び続けることが
速い冷却速度を得られるという裏付けがあります。
結論として、冷水が提供する強力な冷却能力は
EHSを経験した健康なアスリートが生き延び、後遺症を残さないための
最良の機会を提供するものです。

まとめ

ここからの季節は熱射病もそうでうが、
熱中症のリスクも高くなります。
水分、塩分を摂ることも当然ですが、
環境的、空間の温度にも目を向けてみると
未然に体調不良が防げるかなと思います。
ちなみに当ジム内は基本的に
20~22°に保つようにはしてます。

通説は正しいとは限らない。

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この記事を書いた人

KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。