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2025.05.24

InBody等で測定した体脂肪率について

こんにちはTOMOAKIです。
よくクライアント様からInBodyで測った体脂肪率に関して
話題になることがあります。

現在、体脂肪率〇〇%であり
目標としては〇〇%にしたい!
InBodyでは〇〇%と出たが実際にはどうなのか?

などなど。

今日はInBodyなどで表示される体脂肪率が
どれくらいの正確なのか調べた研究を紹介します。

多周波数型BIA(InBody 770)の信頼性や精度に関する研究

参考文献:
Reliability, biological variability, and accuracy of
multi-frequency bioelectrical impedance analysis for
measuring body composition components

多周波数型BIA(InBody 770)の信頼性や精度に関する
こちらの研究では、健康な軍務年齢層の男女14名を対象に、
3週間にわたって5回の測定を実施しました。

測定は運動・飲酒・食事などを制限した厳密な条件下で行われ、
全身および部位別の体水分量・体脂肪・除脂肪量などを評価しました。

その結果、すべての測定項目で
極めて高い再現性(ICC ≥ 0.999)が確認されました。

また、測定値の変動は非常に小さく、
同日内で最大0.2Lまたは0.2kg、
日をまたいでも最大0.7kgの範囲に収まりました。

さらに、ゴールドスタンダードとされるDXAとの比較では、
体脂肪率は平均して4.0%低め
に測定され、
除脂肪体重は平均2.8kg多く出る傾向がありました。

ただし、過去研究に基づく「+3%補正」を加えることで、
測定値の精度と一致度は大きく改善されました。

まとめ

今回の研究結果からInBodyなどの体組成計でも
条件をしっかり整えた上では精度高く
測定できる
ことが明らかとなりました。

しかし、体脂肪率については
実際の数値よりも過小評価される傾向があるため
例えば4%と表示されれば8%くらいという認識で
良さそうです。

測定条件を統一して記録を取っていけば
除脂肪の進捗状況をみる上ではアリなのかなと思いますが
そのままの数値を鵜呑みにはせず
常に表示結果より+4%くらい
で考えておくと
より正確かなと思います。

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TOMOAKI

パーソナルトレーナーでFLEXER COACHINGのメインコーチ。ブログでは主にオンラインコーチング上で得た知見のシェアや減量(ダイエット)、筋肥大に関する記事を執筆しています。

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