2025.05.28
本当に食の欧米化で肥満者が増加しているのか

KONDOです。
今回の記事は、
よく「食の欧米化」によって肥満者や
何かしらの疾患の発症率が増加している。。。
の様な言説を目にすることがあるかと思いますが
それが本当なのか・・・?です。
食の欧米化
食の欧米化とは何か。
確かにファストフードをはじめとして
西洋の食文化が人気を博し続けており
もはや定着して当たり前になってますね。
西洋だけでなくお隣の国の食文化も
流行りで日本に取り入れられてますね。
タピオカとかもそうなんですけど
大体3年くらいで閉店すると決めて開業して
勢いの良いタイミングでお金を回収して
勝ち逃げするというスタイルは定番です。
「あんな人気だったのになんで閉店?」と
思った経験がある人も少なくないと思いますが
計画的にやられてることがほとんどです。
話を戻しますと、
西洋化ということはチーズやバターなど
飽和脂肪酸の摂取量が増加したりすることが
連想されるかと思います。
脂質1gあたりのカロリーは9kcalと
高いことは周知の通りなので、
そうしますとカロリー密度が高そうな
西洋の食文化が定着しているのなら
そりゃ太りやすくなるやろな、
と想像にたやすいですね。
脂質過多になっているのか?
令和元年国民健康・栄養調査報告によると
日本の成人における肥満率は
男性で33%、女性で23%であります。
この記事
にも記載しておりますが
この23%という数字とは裏腹に、
「太っている」と自身を認識している人は
この数字より遥か上いってると思われます。
男性の場合、25年前と比較して10%も
肥満率が増加しています。
こういう点においても食の欧米化により
脂質摂取量増加に伴うエネルギー摂取量の増加
による肥満率増加と考えるのも自然ですね。
が、実際のところ
脂質摂取量は特に変化しておらず
エネルギー摂取量は寧ろ減少傾向
にあります。
世間でよく言われている食の欧米化が云々で
肥満が〜は違いそうですね。
体重の推移はエネルギー収支が絶対です。
その摂取量が寧ろ減少しているにも関わらず
肥満率が増加しているのであれば
エネルギー消費量が減少している、と
考えることが自然であります。
実際歩数が減少していることがわかっており
コロナなどで自宅待機やリモートワークの増加で
より一層活動量が低下してそうですね。
まとめ
基本的に特に女性でデスクワークで
非トレーニーの方は基礎代謝自体も低いことが多く
活動量も絶対的に低く
エネルギー摂取量の設定がスタートから
低めの数字になりがちになってしまうので
やはり少しずつで良いので活動量を増やしたいです。
摂取量は特に変えず、寧ろ増加させながら
ダイエットをしていくという方向性が◎です。
運動はダイエットだけでなく
糖尿病においては薬を凌駕してしまうほど
効果が高かったりします。運動大事。