BLOG

2025.05.29

トライセプスエクステンションのありがちなエラー3選

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回はトライセプスエクステンションのありがちなエラー3選をご紹介させていただきます。
普段は5選から入るのですが腕トレは気持ちが入らないので3選だけです。

chatGPTトライセプスエクステンションで文章作らせてみたらこんな文章を作ってくれました。

トライセプスエクステンション。
三頭筋の長頭を狙う、シンプルかつ有効な種目だ。だが、見様見真似でやっている者が多すぎる。

効かないのは器具でも種目でもない。本人の技術力不足でしかない。
筋肉を育てたければ、まず己のフォームを見直せ。やり込めばすぐにわかる。

だが、やり込まない者に限ってこの基本すらできていない。

びっくりするぐらい口悪い。

バーの乗せる位置が悪い

バーが手の中で動くというは、それだけでフォームが破綻している証拠になります。
適切な位置にバーを乗せていれば、動くはずがないです。
安定しないということは、コントロール出来ていない。
コントロールが出来ていないのに上手くトレーニングが出来ているわけがないじゃないですか。

分かりやすく上手く出来ているかは下動画みたいな感じで指外せばすぐ分かりますよ。
落ちますから。

トライセプスエクステンションに指なんていらないでしょ?
握らずとも乗っていれば怪我するリスクも限りなく減らせれます。
怪我をする?技術不足です。はい。

BIG3を軽視し、やり込まないタイプのボディメイク系は特にこういう技術ない印象です。
基礎を磨くことなく器用に見せることばかりに執着した結果、動作の土台ができていないです。
そういった方々のフォームをよく見てください。まともな技術があります? ないでしょ。

技術とは再現性です。
見栄えだけを整えたフォームでは、それっぽいだけでコンディショニングが
悪ければ怪我をする可能性もありますし、日によっては刺激も変わります。
もしそれがトレーナーならクソですね。

技術が無いトレーニングは分かりやすく身体に反映されます。
その結果は、大会での身体が歪であったり、
トレーニングで怪我をしたりといい事はほぼないです。

アーチが雑

トライセプスエクステンションの対象は、上腕三頭筋長頭とも言われます。他も動いていますけど。
この部分は肩甲骨に起始を持ち、尺骨に停止します。
筋肉を鍛えるためには起始と停止を近づけるためにはどちらかを固定する必要があります。
おや?アーチが雑ではどちらも動いてしまい中途半端なトレーニングになってしまいそうですね。

固定が甘ければ、肩も動く。バーも動く。
結果、三頭筋への負荷が分散します。

足をベンチに乗せて行う人もいますね。
あれはベンチプレスと同じで腰椎以下の部分が固定できない方々の姑息的療法みたいなもんです。
別に問題はないのですが、技術が足りないという点を見逃していいのかは疑問が残りますね。

足底の意識が出来ていない

アーチと通ずるところがありますが、足底がしっかりついているというのはとても重要です。
特にトライセプスエクステンションのようにバーが
寝転がった位置の頭上側に動くと重心が動くために足が浮きやすいです。
足が浮けばアーチは崩れ不安定な動きになり、関節へ負荷を乗せやすくもなります。
足底をどれだけしっかり地面に付けれるかはフォームの安定性、ひいては重量を伸ばしていく上では
目を背けることが出来ない部分です。

NGが上手く撮れなかったです。
動画の様に足の指浮かせても、アーチごと動くのはセーフではあります。

トレーニングは文字通り、地に足をつけて着実に進めていく事が重要です。

まとめ

筋肉は嘘をつかないとはよく言います。
ただ、人間は平気で嘘をつきますし、嘘をついている自覚が無いのもいるから厄介です。
「効いてる気がする」は、ただの逃げです。
フォーム作れば効くんですよ。
フォームが悪い癖に効かせれるなんていってるのは噓つきですね。

技術を磨かずに、誤魔化すだけでは成長しないです。
見ていて面白いですけどね。
当ジムのボスはレベルの低いトレーナー動画でご飯3杯は食べれるそうです。

過去おすすめ記事
オーバーヘッドプレスでありがちなエラー3選

この記事を書いた人

アバター画像

KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

パーソナルジムFLEXER佐藤町店の店長。ブログでは基本的に解剖学や運動学等の文献を引用した記事を執筆しています。

TOP