2025.06.12
ベントオーバーロウでありがちな間違い5選

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回ベントオーバーロウのありがちなエラー5選をご紹介させていただきます。
かかと重心
かかと重心で動くと必ず上体が起き上がります。
ベントオーバーロウにおいて広背筋を狙うためには上体をある程度倒さないといけないので
それが出来なくなる動きはNGと言えます。
かかと重心で動作している人はたまに胸を張りながら引く見たい動きをして収縮感を出そうしますが
収縮感=筋肥大と勘違いしている層になります。つまり、チンパンジーであると言えます。
足の指しっかり使ってください。
目線を上げる
こちらも同じで上体が起き上がるからです。
とある日本最大トレーナースクール元代表講師曰く、顎を引いて上目遣いで鏡を見ると正解らしいです。
目線上げると頭部が動くのでしんどくなってきたとき同じようなエラー誘発しやすいはずなんですけど
よっぽどトレーニングが上手いのかなと思います。
結局のところ目線が上がることがNGというよりも上体が起き上がる、肩甲骨が上がるなどの
広背筋を鍛えるために必要な条件を満たせないことがNGです。
目線が上がろうとも他の条件が整っていて広背筋に刺激が入るならいいんです。
ベルトを巻く
広背筋動かすのに広背筋物理的に圧迫するんですか?
動き悪くなるかもしれませんよ。
あと人によって引く位置にベルトがあって可動域変わるかもしれませんよ。
実際ぶつかりますし。
チェストプレスのマシンでチェストサポートがないように
動かす部分を物理的に圧迫は望ましくないかなと思います。
逆にベルト巻いて上側だけ動かすみたい目的ははありですね。
全然関係ないですけ同じような理由でシーテッドレッグカールも謎ですよね。
初心者向けって感じですかね。
可動域を広く取り過ぎる
肩甲骨が外れない範囲で動かしてください。
重さがかかり、上体が倒れた状態では肩甲骨を適正位置に戻しにくいので肩が上がった動作ばかりになります。
反復性のある動作を目指しましょう。
デッドリフトが雑魚
デッドリフトが弱ければベントオーバーロウで重さが増えた時にヒンジ動作で支え切れないです。
厳密には支える事は出来るんですけど、デッドが重量もてない、ないしはデッド下手くそな人って
ベントオーバーロウ下手くそなんですよね。
なのでデッドリフトが強くなれば支えれる重さも増え、
重量を足しやすい、怪我のリスクが避けられるといいこと尽くしです。
デッドリフトはいらない。重量はいらないとか言ってる
重量が持てないのにプライドだけは持ってるトレーニーは
技術が伸びないし、周りに経験則だけで物を言う害悪に成り果てます。
気を付けましょう。
まとめ
ベントオーバーロウは「姿勢の維持」「重心の制御」「肩甲骨の操作」」など、色々な技術が求められます。
これらを無視し、「それっぽく動いているからOK」と自己満足に陥るのは、愚者であると自己紹介しているようなものです。
筋トレは、見た目だけではなく“精度”で語られるべきです。
今一度、自身のフォームを見直してみてください。
背中が育たない理由は、努力が足りないのではなく、努力の仕方が間違っているだけかと思います。
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