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2025.07.28

睡眠姿勢と腰痛の関係について

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は睡眠姿勢と腰痛の関係についての論文を引用していこうと思います。

論文

このシステマティックレビューは、睡眠姿勢(仰向け、うつ伏せ、横向き、その他)と
腰痛との関係を評価し、症状の有病率、悪化、緩和への影響に焦点を当てることを目的とした。

6つの研究が含まれた。

結果として仰臥位は脊椎のアライメントをサポートし、腰痛の有病率を低下させる一方、
うつ伏せ寝は腰椎の緊張により腰痛リスクを増大させることが明らかになりました。
最も一般的な姿勢は横臥位で、サポート的なアライメントは痛みを軽減し、
アライメントの悪化は痛みを悪化させます。
様々な姿勢は腰痛との関連がほとんど見られませんでした。

結論として、本レビューでは、脊椎の健康状態を改善するために、
仰臥位やサポート力のある横臥位を推奨することで、腰痛(LBP)管理における睡眠姿勢の役割を強調しています。
うつ伏せ寝は痛みと関連しているため、避けるべきです。
適切な寝具の使用や姿勢指導といった人間工学的な介入は、LBPの緩和に有効です。

参考文献:Relationship Between Sleep Posture and Low Back Pain: A Systematic Review

まとめ

引用した論文がこの姿勢を推奨しますといってるのに少し反して、
どの姿勢がいいかではなく同一姿勢がダメです。
上向こうが横向こうが寝返りがなければダメです。
これは立位姿勢、座位姿勢にも同じことが言えますね。

寝具なども大事ですがまずは身体の状態をいい状態に
持っていく事が睡眠を良くし、痛みの改善には有効かと思います。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

パーソナルジムFLEXER佐藤町店の店長。ブログでは基本的に解剖学や運動学等の文献を引用した記事を執筆しています。

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