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2025.08.24

温熱下におけるトレーニング中のカフェイン摂取

KONDOです。

トレーニーの中にはトレーニング前または
ジムに向かう車内でレッドブルやモンスターなどの
エナジードリンクを摂取している人も居ます。

実際、腹圧のことを考慮すると
炭酸飲料はあまり好ましくないと考えていますが
砂糖によるブドウ糖と果糖の摂取にはなるので
カロリー摂取は可能ですから
文字通りそういう意味でのエナジーではあります。
ただ、0kcalのが比較的好まれている傾向?に
あると個人的には思っています。
(味が美味しいのが多い気がする)

TOMOAKIが綴っている
こちらの記事にもある通り、
エルゴジェニックエイドとしての
効果を担っているのはあくまでも糖質とカフェイン
で、
そうであるならばエナジードリンクである必要はないです。
特に0kcalの方を飲んでいるのであれば
尚更、嗜好品でありトレーニング直前に飲むなら
ただ腹圧をかけ辛くするもの

であります。腹圧意識している人少ないわな。

さて少し話は脱線しましたが
カフェインのお話です。

カフェイン摂取タイミング

カフェインについては当ブログにて
比較的多く取り上げておりますので
色々見てみてください。こちら

なんとなく
「運動する前にカフェイン摂ると
パフォーマンスアップが期待できるんでしょ」
と認識している人は多いと思います。

ただ最近の研究の傾向で
暑熱下の場合、カフェインを摂って
その後に運動をすると寧ろ逆効果で
深部体温が上昇したり、呼吸が荒くなったり
生理学的ストレスが増える
とされています。

ところが、面白いことに
運動中にカフェインを摂取し
血中カフェイン濃度が高くなりすぎないようにすると
特に身体への悪影響はなく
運動後半の持久パフォーマンスは向上
した様です。

筆者の投稿を見るにも、
被験者のカフェインの習慣的な摂取はまばらで
習慣的なカフェイン摂取は無関係です。

参考文献:In-Exercise Caffeine Improves Exercise Performance in the Heat Without Exacerbating Hyperventilation and Brain Hypoperfusion

ただ当ジム店長も言っているのですが
トレーニング中にカフェインが入ると
腹圧がかかりにくい印象がある様ですし
1日のカフェイン摂取量に留意しないと
サプリメントで摂取したりすると
すぐに上限いきそうなので注意です。

そしてあくまでも持久的なパフォーマンス向上なので
トライアスロンやマラソンなどの競技者は
ウォームアップ段階で摂取するのはアリかも。

まとめ

くそ暑い今の季節に空調がしっかり
効いていない空間でのカフェイン摂取は
生理的ストレスを増加させる可能性があるので
飲むタイミングと状況は考えたいですね。



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