2025.12.20
ダイエット初期の誤解多き食べ物たち

こんにちはTOMOAKIです。
ダイエットを始めたばかりのクライアント様から、
よく聞かれることとして、、、
「○○って太るから食べない方がいいですよね?」
という質問です。
今回は、特にダイエット始めたての方がぼちぼち抱いているかもしれない
食べ物に関する誤解について整理していきます。
糖質は基本的に制限した方がいい?
結論から言うと、糖質そのものが太る原因ではありません。
確かに糖質を減らすと、体重が一時的に落ちるケースはあります。
ただしこれは、脂肪ではなく体内のグリコーゲン(筋肉や肝臓に蓄えられる糖質源)の
減少に伴って水分が減っている影響が大きいです。
ダイエットにおいて重要なのは糖質の有無ではなく、
1日の総摂取カロリーと消費カロリーのバランス
エネルギー収支の赤字です。
糖質は活動のエネルギー源でもあり、過度に避けることで
・体調不良や倦怠感
・食物繊維の摂取量も減少しやすくお通じの悪化
・長期的に続けるのが困難
といった問題も起こりやすくなります。
パンや麺類など小麦製品は太る?
これもよくある誤解です。
パンや麺類が「太りやすい」と言われる理由の多くは、
ピザや菓子パン、惣菜パン、ラーメン、パスタなど想像してもらえるとわかりやすいのですが
・バターやチーズ、砂糖、油、加工肉など含有している場合にカロリーが増えやすい
・食べやすく量が増えやすい
という食品、料理の内容や食べ方の問題にあります。
小麦そのものが脂肪を増やすわけではありません。
同じカロリー量であれば、米でもパンでも結果は変わらないのが現実です。
夜に炭水化物を食べると脂肪になる?
「夜は太る」というイメージも根強いですが、
脂肪が増えるかどうかを決めているのは時間帯ではありません。
1日のトータルで
摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ったかどうか
これがすべてです。
時間栄養学についてはKONDOさんの記事をご覧ください。
健常者の場合、夜に炭水化物を食べても、
1日全体で調整できていれば脂肪が増えることはありません。
プロテインは筋トレする人や筋トレする日だけのもの?
プロテインは「筋肉をつける粉」ではなく、
タンパク質を補うための補助食品です。
筋トレをしていなくても、
・食事で肉魚などあまり食べない
・朝食をパンだけなど軽く済ませがち
といった方は、タンパク質が不足しやすくなります。
タンパク質は筋トレする人、しない人
筋トレする日、しない日関係なく体にとって重要な栄養素です。
食事全体のバランスをみて不足している人は補ってあげましょう。
まとめ
今回お伝えしたかったのは、ダイエットというのは
「この食べ物は太る」「これはダメ」といって
特定の食品を抜けば良いみたいな単純な話ではないという点です。
多くの誤解は、部分的に正しい情報や
前提条件を失った情報が独り歩きしていたり
誰かの経験談(サンプル数1)などから生まれているように感じます。
ダイエットにおいての大事なポイントは結局のところ
エネルギー収支の赤字を適切に保ち
バランスよく食べましょう!って感じです。




