2026.01.13
食物繊維は万人向け?便秘関連

こんにちはTOMOAKIです。
先日オンラインコーチングのクライアント様から
食材の合う合わないはあるのか?という質問をいただきました。
特に便通の影響に関して人によって食材で
合う合わないはあるように感じています。
一般的に食物繊維は便秘に良いとよく言われますが、
実際は誰にでも同じように効くわけではありません。
慢性便秘を対象にしたシステマティックレビュー/メタ解析と、
最新の診療ガイドラインをもとに、効きやすい条件と
増やし過ぎの注意点を整理します。
食物繊維と便通に関する研究
こちらの論文では、成人の慢性便秘に対して
食物繊維サプリの追加は全体として有効で、
特にサイリウム(オオバコ由来の水溶性食物繊維)が
相対的に成績が良い傾向が示されています。
また、解析上は「10g/日を超える用量」「少なくとも4週間」が
効果を得やすい条件として示唆されています。
ただし研究間のばらつきが大きく、
結果の解釈は慎重に、と明記されています。
参考文献:
Systematic review: the effects of fibre in the management of chronic idiopathic constipation
またこちらの論文でも、水溶性繊維が有益である可能性が示される一方、
不溶性繊維(例:小麦ふすま等)はデータが一貫しにくいこと、
そして高品質RCTがまだ十分ではないことが指摘されています。
つまり「繊維なら何でも同じ」は言いにくく、
種類で当たり外れが出やすいと言うことが考えられます。
こちらのガイドラインでは、食物繊維補充は
「条件付き推奨」かつ「エビデンス確実性は低い」という位置づけです。
実務上は、まず普段の繊維摂取が少ない人に
第一選択として試す価値が高い一方、
すでに繊維が多い人では、膨満感・ガス・便回数増などが出る場合があるため、
反応を見ながら調整する、という考え方がよさそうです。
まとめ
結論として、慢性便秘に対する食物繊維は
「効く可能性はある」が、推奨の強さは限定的で、
種類と摂取量が結果を左右します。
一番最初に取り上げているメタ解析より、
サイリウムが比較的有望で、1日10g以上の用量と4週間以上の期間が
目安として示されました。
一方で異質性が大きく個人差も大きい点は重要で
ガイドラインでも条件付き推奨で、
不足している人にまず試し、
症状(張り・ガス・回数)で微調整する方針が現実的です。
結構意識的に食物繊維をとっているのに
便通が悪い方はむしろ減らしてみるのも試す価値アリかもです。
過敏性腸症候群“Irritable Bowel Syndrome IBS”の方は
他にもFODMAPも気にしてあげる必要があります。






