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2026.02.27

運動は肉体だけでなく脳の健康にも寄与!?

こんにちは、TOMOAKIです。
皆さんは「運動」は体を健康にするだけだと思っていませんか?
実は最近の科学では、運動が脳そのものの健康にも
確実に良い影響を与える
ことを示しています。

参考文献:
Exercise and Brain Health: Expert Review

最新のレビュー論文によれば、
有酸素運動(例:ランニング・サイクリング)や
無酸素運動(例:ウェイトトレーニング)は、
それぞれ異なる形で脳の構造や機能を強化すると報告されています。

具体的には、記憶力、思考力、情報処理能力などの
向上にもつながる可能性があるようです!

運動が脳に効く仕組み

2026年に発表されたこちらの研究によると、
運動は単なる体力向上にとどまらず、
脳の構造や機能にも明確なプラス効果をもたらします。

研究ではまず、運動が脳の「可塑性」を高めることが重要だと指摘しています。
脳の可塑性とは、新しいつながりをつくったり、
学習や経験に応じて脳の回路を変化させる能力のことです。

この可塑性が高いほど、記憶や学習能力が保たれやすく、
認知機能の低下を防ぐことにつながります。

運動によって脳由来神経栄養因子やセロトニンなどの物質が増え、
灰白質(脳の中心部で情報処理に関わる部分)の体積や
神経結合の密度が増えることが報告されています。

これにより、大脳の前頭葉や運動に関わる領域のネットワークが強化されます。

運動の種類による違い

また、運動の種類ごとに得られる効果にも特徴があります
有酸素運動(たとえばランニングやサイクリング)は、
大脳の白質の統合や皮質の厚みを高め、
注意力や記憶力といった認知機能を改善することが示されています。

一方でウエイトトレーニングなどの無酸素運動は、
運動スキルや反応速度、情報処理能力の向上と関連があるとされています。

つまり、有酸素運動と無酸素運動の両方を組み合わせることで、
脳の異なる領域に幅広い効果が期待
できるのです。

アルツハイマー病やパーキンソン病にも?!

さらにこのレビューでは、運動がアルツハイマー病やパーキンソン病といった
神経変性疾患に対しても保護的に働く可能性
があることが示唆されています。

有酸素運動は海馬(記憶形成に重要な脳の部位)の萎縮を抑え、
記憶力を改善する効果が観察されています。

また、パーキンソン病の場合でも、有酸素運動は脳の萎縮を減少させ、
運動機能や認知制御を改善することが報告されています。

無酸素運動も運動パフォーマンスや情報処理といった機能を高め、
全般的な脳健康の維持に寄与する可能性があります。

まとめ

これらの知見から筆者たちは、脳の健康を守るために
運動は非常に重要な生活習慣である
と結論付けています。

単に「健康に良い」と言われてきた運動ですが、
具体的には脳の構造を変え、認知機能の維持・改善につながるという
興味深いエビデンスでした。

加齢に伴う脳の変化を遅らせたい人、
将来の認知機能の不安を減らしたい人にとって、
運動は日常生活に取り入れるべき
有効な習慣の一つと言えそうです。

理想は有酸素も筋トレもどっちもですね。
爺さんになっても筋トレは続けたいなと思います。

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TOMOAKI

パーソナルトレーナーでFLEXER COACHINGのメインコーチ。ブログでは主にオンラインコーチング上で得た知見のシェアや減量(ダイエット)、筋肥大に関する記事を執筆しています。

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