脂肪燃焼の燃焼とは一体どういう意味なのか。

 KONDOです。
今回は「脂肪燃焼」という言葉について。
先に言っておくと
燃焼という文字通り脂肪が体内で燃えて消失する
ということは起こっていません
ただの比喩であります。
身体を動かして熱を産生して脂肪を燃やすみたいな
イメージを持っている人がたまに居ますが
それは単なる比喩であります。

オタク亀山

ほんっとーに日本人って
言葉遊びが好きですね~。

KONDO

「月が綺麗ですね」で
「あなたが好きです」を比喩するくらいですから。
関係ないかw←

燃えない、使われるの

 突然ですが問題です。
体脂肪は最終的にどうなると思いますか??
これは多くの医者やトレーナー、栄養士の中でも
誤解している人が多いようなのですが
体脂肪は最終的に二酸化炭素と水になり排出されます。
よくエネルギーに変換されたりして消えると
考えている業界人も多いのですがこれは間違いで
質量保存の法則と矛盾してしまうのです。

ファン

あ!脂肪をエネルギーに変えて・・みたいな
書き方している人見たことあります。
二酸化炭素と水になるんですね!!
知らなかった!

(CH2)n+(3n/2)O2→nCO2+nH2O

脂肪酸を完全燃焼させる化学式

この化学式を見て、「あ、酸素を多く吸えばよいのか」
と思うかもしれませんが
酸素を多く体内に取り入れたとしても
体脂肪減少は一切促進されません

卒アルODA

「排出」ってことはされるまでは
体内に残るってことですね。

脂肪燃焼を促進する??

 大概の脂肪燃焼いわゆるFat Burn系の
サプリメントには共通項があります
成分表示を見て頂ければ以下の栄養素のどれかが
高確率で含まれています。

  • L-カルニチン
  • カフェイン
  • グリーンティーエキス
  • CLA
  • ガラナ種子エキス

などですね。
失念しておりましたが、脂肪燃焼をここでは
除脂肪という意味で定義
します。
つまり上記サプリメントを摂取すると
除脂肪が促進されるという謳い文句の
サプリメントの事をファットバーン系と呼びます。

促進とはどの程度か

 不明です。
どのくらいを促進されているという風に
定義しているかは謎であります。
そして脂肪燃焼に関して本当に経口摂取にて
それら栄養素が関与してくるのか
という点においても疑問符が浮かびます。
例えばCLAは脂肪合成酵素の阻害や
脂肪分解酵素活性などが効果として
挙げられますがそれによりどの程度
体脂肪が増えることが抑制されるのかも
もちろん分かりません。
※CLAにはもっと大切な役割がありますが後日詳述
そしてサプリメント全般に言えることですけど
それだけ飲んだからOKという訳ではありません

定番 カルニチン

 L-カルニチンは確かに脂肪代謝に関わっていますが
生化学上では経口摂取で同じように作用するかは
不明瞭でありエビデンスとして低い
です。
現段階では「効果があるかは不明」って結論です。
ポイントとしてはカルニチン自体が
脂質代謝には関わっているのは間違いないのですが
経口摂取による作用に関しては不明瞭という点です。
そしてL-カルニチンですと摂取量により
人によっては下痢を引き起こす可能性があります。
私個人的には摂取するのであれば
アセチルLカルニチン(ALC)の摂取をお薦めします。
脂肪燃焼を謳っているサプリメントや飲料には
必ずと言っていいほど含有されている
定番の栄養素ですがその効果は根拠として微妙ですね。
しかしながらカルニチンには他に重要な働きもあるので
その辺に関しては詳しく以後詳述します。

基本的な話

 脂肪燃焼系のサプリメント・栄養素のみならず
全てことに言えることですけど
〇〇を摂ったからといって簡単に狙ったことが
成されるほど体内は単純ではありません

Aを吸収させるにはBが必要で、Bが活性保つには
Cが必要で、Cが十分活動するためにはDが必要で・・
のように絡み合っております。
又、Eが多いとBの邪魔をしてしまう・・
などのように
いわゆる悪い組み合わせもあります。

代謝ということは

 脂肪燃焼が脂肪が燃えて消失している
というわけじゃないと分かって頂けたと思います。
そしてこのブログに目を通している人は
この時点で「あっ」となるかもしれません。
というかなってほしいのですが
要するに「代謝」であります。
体内で起こる化学反応ということです。
上記見出し基本的な話に記載している
Aを吸収・・・の文にあるように
複雑に反応し合っているわけですから
単一の栄養素・動作では所謂脂肪燃焼
というものは考えるべきではない
ですね。
ということは、「痩身」などの機械による
外部刺激によるものも
もちろん根拠の無いモノでありますし
仮に根拠を提示していたとしても
その概要を見れば一次元のレベルの低い物や
まともな機関での研究でないことは分かるでしょう。

その脂肪は代謝されてどうなるの

 痩身マシンによる脂肪燃焼が可能であれば
もうこの世から脂肪吸引等の手術は不要になるのに
未だに存在しているのは何故でしょうか。
身体にメスを入れることなく体脂肪が除去できる
そんな夢の様な事が可能ならば誰もが実施します。

オタク亀山

痩身マシンがあるお店のスタッフは
みんな体脂肪が少なくて
スリムでいい身体しているんでしょうね!!
今度会いに行こうかな、ワクワク

私が非常に気になるのは
その痩身マシンによって除去されるであろうその体脂肪は
どこへ・何に・どうなるか
ということです。
物理的な外部からの刺激を受けたその脂肪細胞は
その場で留まるのか文字通り”燃焼”して消え去るのか・・
それとも強制的に代謝されてエネルギーとして代謝されるのか・・
教えて頂きたい事案であります。
おっと、代謝されたそのエネルギーはどうなるんでしょう。
知っての通り使われなかったエネルギーは
貯め込まれてしまいますがその辺どうなんでしょう

ご意見番

KONDOの歯に衣着せぬ
正論ぶっこみ、ワイは好きやで!
オタク亀山ちゃんの言う通り
そんな化学を超越したマシンあるなら
そのお店のスタッフはどれだけ食っても
脂肪が体に付いてなくてええな~

脂肪燃焼をまともに捉える

 ということで脂肪燃焼をまともに考えると
あれもこれも・・・って思いますよね。
1つ最も簡単な方法をお教えします。
誰にも教えないでくださいね。

しっかり食べて
適切な頻度で適度に運動して
しっかり寝る

maison de FLEXER


以上です。
これ以外に方法がありません。
これら副詞「しっかりと」「適度に」の程を
お客さんに指導できるように
我々パーソナルジムが存在し
パーソナルトレーナーが日々研鑽を積んでいます

シンプルが故の難しさ

知らん人

それができないんですよ!!
食べたいもの食べたいし運動したくないし。

 この言い分がこの世に肥満が増え続けている原因です。
世の中便利になり続けていますし
これからももっともっと便利になるでしょう。
1日の活動量も減ってくるでしょうし
ヘルスケア的な運動の重要性が再認識される日も
そう遠くないかもしれません。
そのシンプルが故の難しさをパーソナルトレーニングを利用することで
とても効率的でより最短に生活習慣に馴染ませて
ヘルシーな日々を歩めることになるでしょう


無駄にお金を費やして楽したい欲望を満たすのも自由です。
ただ本質的な解決をしなければ
その浪費が止まらないでしょうね。
脂肪燃焼、つまりは体内の化学反応を
怠らせないような身体作りが必要となります。
運動ですね。

この記事を書いた人