腹筋割りたかったら腹筋トレは非効率

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
よく、腹筋を割るために腹筋を行うって方がいます。
はっきり言って非効率的です。
この考え方は前提にある思考として、
部分痩せをする
これがあります。
ただ、残念ながら部分痩せはしないです。
「腹筋やってお腹が締まった」など言ってる方いますが、
筋肉が付いてる部分と、筋肉が付いてない部分では
傍からの見え方が違うというだけ。
部分痩せ信仰がある人はきっとこれのことを
言ってるんじゃないでしょうかね。

じゃあ痩せてるんじゃ?と。
痩せるというのは脂肪を減らすという意味ですよね?
見え方が変わりました、でも脂肪は変わってないです。
これは”痩せたというより、”締まったという
表現の方が正しく思えます。
日本は数字信仰が強いため、
見え方などよりも、体重計で出てきた”数字”に
囚われがちです。
数字が減れば痩せた、数字が変わって無いから痩せてない
トイレ行く前とトイレ行った後で体重変わりますよね?
痩せたかったらトイレ行けばいいんじゃないですか?
数字減ってますよ。
本質を理解せずに、目先の事に囚われるのは、
視野を狭くするだけでメリットがあまりないですよ。

お腹の定義を決めなければいけない

一概にお腹と言っても、筋肉はいっぱいあります。
腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋など
お腹周りに筋肉はいくつもあるため、
今回は”お腹”は”腹直筋”と定義させていただきます。

ではお腹に対する前提的な理解をしていきましょう。
よく言う、シックスパック。
これは腹直筋という筋肉を指しています。
腹直筋は肋骨の真ん中辺から
股の辺に繋がっています。
動きとして”体幹の屈曲”。
昔、体力テストなどで行っていた”上体起こし”。
”上体起こし”の鳩尾の辺が潰れてるような動きの事です。

痩せるためには運動より食事

運動消費量はたかが知れています。
根本的に痩せるために必要なのは、
食事管理”です。
何もどこぞのパーソナルトレーナーやトレーニングしている人の様な
胸肉、ブロッコリー、卵みたいな食事をする必要はありません。
適切に食事を整えるだけでいいのです。
大会目指してるとかは別として、
一般的な痩せたいですと、
だいたいはまともな食事にすれば落ちます。
”痩せない”というのはその最低限の
”食事を整える”が出来ていないだけです

はっきり言うと簡単なのですよね。

パーソナルジムとかでよくあるのが、
メインの摂取カロリーを決めて
毎日同じようなものを食べる日々を
送っている人がいます。
楽しいんですかね?
痩せるためには必要な我慢もありますが、
過剰な制限はデメリットが多いため、
はっきり言うと”多少、緩くやる”ぐらいが
長い目で見て一番効率的に思えます。
急ピッチで行うと、早々に停滞したり、
ほんといいことないんですよね。
この日まで!みたいな人は別です。
そもそもの食材のカロリー、一日の消費カロリー、
食事の吸収量などはっきり言うと分からないのですよ。
だいたいは”ある程度”整えて、数字見て、
調整してみたいな感じなので、
食事はだいたいでいいんですよ

まとめ

個人的な意見を言うと、
パーソナルジムでの腹筋運動の必要性を感じないです。
だって、上体起こしとか過去に経験してきてる人が
大多数な訳ですから、別に家でも出来るので
やりたい人は家でやったらぐらいに思えます。
もちろん、やり方が分からないや、
腰が痛くなるなどの理由があれば別ですが、
痩せたいで来る人が大多数なので、
非効率的過ぎて自分はあまりやらないです。


この記事を書いた人

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。