トレーニングは足し算ばかりではなく引き算

こんにちは。ODAです。
4月は出会いの季節ですね。
そして、新入生、新社会人たちも色んな事を覚える
そんな季節ですね。
アスリートも自分自身の成長を促すために
SNSや人づてに色々と日々情報を収集していると思います。
情報収集していれば色んなトレーニングorエクササイズ方法を
見つけてきたりしてくると思います。
そして、自分のルーティンにどんどんどんどん足していく。
そんな事態になっていく事も少なからずあります。

新しく覚えたエクササイズはどんどん足したくなる

トレーニングに対して意識の高いアスリートだったら、
新しいエクササイズを教えてもらったら、
ついつい試してみたくなるはずです。
そして、実際に実践して良さそうだったら、
日々のルーティンにも加えたくなるでしょう。
これまでやっていなかった自分に合わせたものを、
常に追い求めながら自分自身のメニューに
取り入れていこうとする向上心溢れる姿勢は凄いの一言です。
アスリートとして常に上を目指すためには、必要な要素だと思います。

その一方で、あれもこれも良さそうだという感じで、
どんどん取り入れるものが増えていくと、
日々やらないといけないメニューが膨れ上がってしまいます。
アスリートの中にもトレーニングに対して真摯に向き合ってきた真面目で
競技歴の長い選手で、膨大なメニューをこなす方も無きにしも非ずです。
経験が長いぶん、さまざまなところからいろいろなエクササイズ等を
教えてもらってきたのではないかと思います。
そうした経験のなかで、自らが良いと思って
取り入れてきたエクササイズ等をこなすことで、
心が安心する気持ちがあるのかもしれません。
そして、それらをやめてしまうことが不安でしょうがないかもしれません。
そうした気持ちはとてもわかります。
(人からもらったものとか捨てられないときありますよね。)
しかし、良いと思われるものをどんどん増やしていっても、
増やしすぎてしまうとトレーニング効果は逆に低下してしまいます。

トレーニングにおいては、やればやるほど効果が上がる
というわけではないです。寧ろやりすぎは逆効果であると思います。

では、トレーニングにおいてやりすぎが
逆効果に繋がりうる理由とは何でしょうか?

疲労の蓄積

まず単純に、どんどんエクササイズを
増やしていって膨大な数になってしまうと、
それをこなすだけで疲れます。

トレーニングをすれば多少は疲れが溜まるものですが、
やりすぎてしまうと、その疲れが蓄積してしまいます。
過剰に疲れが溜まった状態では、
トレーニング効果にもマイナスだし、ケガをしやすくなるし、
下手をすれば練習や試合での
パフォーマンスの低下にも繋がってしまいます。

先の事を考えすぎて目の前のエクササイズで全力を出しきれない

1日のメニューで今日やる分は1時間で数個のエクササイズだけを
実施するということが事前にわかっていれば、
その数個エクササイズに全力で取り組むことができるでしょう。
しかし、最初の1時間でまったく同じエクササイズを実施した後に、
さらに追加で、もう5つエクササイズを追加するといった時、
最初のエクササイズがまったく同じだったとしても、後者の場合は、
その後に控えているトレーニングもこなせるように前半戦で無意識にペース配分してしまい、
最初のクササイズで全力を出し切ることができないはずです。
例えば、体力を残そうとして挙げる重量を少し減らしてしまう可能性が考えられます。
それはほんの少しの差かもしれませんが、
それが積み重なった時、その後のトレーニング効果の差に繋がることでしょう。

トレーニングへの適応に使えるエネルギーには限りがある

トレーニングを実施して身体に刺激を与えると、
それに対して身体には適応が起こります。
筋肉が強くなるとか、骨が強くなるとか。
この適応にもエネルギーが必要で、
そこに使えるエネルギーにも限りがあるはずです。
したがって、エクササイズ数を増やしすぎてしまうと、
1つ1つのエクササイズが身体に与える
刺激に対する適応に使えるエネルギーが
減ってしまう・薄まってしまう事が考えられます

たとえば、適応に使えるエネルギーが
100あったとして、5つのエクササイズを実施したら、
1つあたり20のエネルギーを適応に使えるけど、20個のエクササイズを実施したら、
1つあたり5のエネルギーしか適応に使えない、みたいなイメージです。
全てが全力ではありません。なんかもったいない気がします。

最後に

真面目なアスリートほど、
どんどんエクササイズを足したがりますが、寧ろ、逆効果です。
トレーニングにおいて足し算よりも引き算が重要です。
数ある中の本当に重要なものと効率のよいものだけを残せるかが、
トレーニング効果を最大限にするために必要な鍵となると思います。

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この記事を書いた人

ODA世界観

NSCA-CSCS
健康運動指導士
健康運動実践指導者

パーソナルトレーナーとして年間で2000件近く指導してきて、豊橋市内での指導件数は一番多いのではと自負があります。それが経験として活き十人十色の骨格・体力を瞬時に認識して適したトレーニング指導ができます。
NSCA-CSCSの資格を取得して以来は、ウェイトトレーニングばかりではなく身体の柔軟性や動かし方などのコンディショニング面の改善意識も強く持つようになりました。ボディメイクはもちろんのこと、姿勢の意識をはじめとする腰痛や肩こりに対してアプローチし身体の不調を整えながら楽しくトレーニングを行えたらと思います。