大腿四頭筋のOKCとCKC

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、大腿四頭筋のOKCとCKCについて
記事にしていこうと思います。

OKCとCKC

まず、OKCとCKCとはですが、
Open kinetic chain(開放運動連鎖)と
Close kinetic chain(閉鎖運動連鎖)の事です。

OKC、CKCの定義についてですが、

四肢遠位端が床や対物と接触せず自由な系を開放運動連鎖。

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四肢遠位端が床や対物と接し抵抗を受け、

常に密接な接触を保つ閉じた動きを閉鎖運動連鎖。

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トレーニーに分かりやすくだと、
レッグエクステンション・カールがOKCで
スクワットがCKCです。

大腿四頭筋は、
複合筋としては人体で最大体積を誇る筋肉になります。
字の如く、4つの頭を持ち
大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋になります。

基本的にスクワットでは全体的に鍛える事は出来ますが、
ボディメイク系で言うならば、
もっと細かく鍛えていくべきだと思います。

その上で大きな分類として、
OKCとCKCの違いも考えてみるといいのでは?と思います。


たまにスクワットだけでいい、
エクステンションカールだけでいいなどの
意見が見受けられますが、
効果も動きも収縮ポイントも違うのに
どっちかだけなんて謎理論過ぎます。

エクステンションカールだけでいいというやつだいたいPhysかSSA。

例えば”ティアドロップ”と呼ばれる
大腿四頭筋内側広筋。

内側広筋長頭(VML)と斜頭(VMO)に分けられます。
VMOは膝関節伸展域で活動量が増えるため、
伸展域で負荷のかかるレッグエクステンションのような
OKCを行うことで、育てやすくなります。
もっと言えば大内転筋はVMOの賦活に関わってくるので、
その動きを足すにしてもレッグエクステンションは行いやすいです。
CKCであるスクワットでの最終伸展域はというと、
直立の状態に近くなるので、
これではVMOに負荷はかけれれません。
なので、OKCもCKCも行うべきだと考えています。

他の部位で言うならば、
ベンチプレス(BP)、ダンベルチェストプレス(DP)と腕立て伏せ。
懸垂とラットプル。
これらは大胸筋、広背筋。
それぞれの動く筋肉は同じでも
筋肉は違う動きをします。
手が動くBPとDPと身体が動く腕立て伏せ。
骨盤が上がっていく懸垂と、上肢が下がってくるラットプルなどのように
同じでも同じじゃないです。
だからこそ様々な種目をやっていくべきで、
どれかだけ、どれかが優れている論争は不毛なのです。

まとめ

色んな種目をやりましょう。
それぞれの種目ごとにメリットがあります。
ボディメイク系は特に均等さやバランスが求められる競技です。
同じやり方、種目だけでは、
筋肥大に偏りが生まれてくると思います。
中には育つ人も居ます。
これは骨の長さなどの関係で負荷のかかりが違うからです。
有名選手がこの種目だけで育つと言っても、
それはその選手だけです。
”貴方”ではないです。

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この記事を書いた人

KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。