安定状態および不安定状態における筋力と活性化

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、大腿四頭筋、足底屈筋、およびそれらの拮抗筋の
安定時と不安定時の等尺性筋出力、筋活動を調べた
論文を引用していこうと思います。

論文

本研究の目的は、大腿四頭筋、足底屈筋、およびそれらの拮抗筋の
安定時と不安定時の等尺性筋出力、筋活動、
筋電図活動の差異を明らかにすることであった。

8名の男性被験者を対象に、
ベンチ(LE)、椅子(PF)、またはスイスボールに座った状態で、
片側の脚伸筋(LE)および足底屈筋(PF)収縮を行った。

不安定なLEとPFの力は、安定した力よりそれぞれ70.5%と20.2%少なかった。
不安定な状態での大腿四頭筋とPFの活性化は、
安定した状態での活性化より平均して44.3%と2.9%少なかった。

不安定な拮抗筋/拮抗筋比は、LE および PF プロトコルにおいて、
安定した比よりもそれぞれ 40.2 および 30.7% 大きくなった。
LEでより大きな減少が見られたのは、
PFのような3点の床接触ではなく、
2点のみの床接触が不安定であることに起因する可能性がある。

要求されたタスクに不確実性が存在する場合、
拮抗筋活動がより大きくなることを報告した。

拮抗筋活動の増加はまた、安定性を促進するために
関節の硬さを増加させるために存在する可能性がある。
拮抗筋活動の増加は、運動制御とバランスを改善するために
利用される可能性がある一方で、
不安定な状態での力の減少をより大きくする要因になると思われる。

まとめ

筋力増やしていくなら安定してる方がいいねって事ですね。
身体が動く人に不安定性のトレーニングを
足すとかならまだメリットが分かりますが、
だいたいの成人は動き出てないですからね。
その状態で不安定性を足すと
ただただ力んでしまうだけなので、
何がしたいか分からなくなります。

筋トレ系は基本的に安定が第一です。
立位でも座位でも仰臥位だろうと
不安定なトレーニングは、
反復しにくいため個人的に好きじゃないです。
BIG3を伸ばそうとするならば、
安定性を追及してみるのも一つの手かなと思います。

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この記事を書いた人

KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。