みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は60歳以上の高齢者の生活の質、うつ病、筋力、機能的運動能力に対する
レジスタンストレーニングの系統的レビューとメタ分析を引用していこうと思います。
論文
このメタ分析の目的は、高齢者 (60歳以上) の生活の質、うつ病、筋力、
機能的運動能力に対するレジスタンス トレーニングの有効性を調査することである。
21件の研究 (n=1610) が対象となった。
結果として、レジスタンストレーニングが身体機能、精神的健康、一般的な健康、
社会的機能のサブスケール、精神的要素のスコアを大幅に向上させることを示しています。
さらに、このメタアナリシスは、レジスタンストレーニングが、コントロール条件と比較して、
生活の質の身体的痛みのサブスケールとうつ病を大幅に軽減することを示しています。
最後に、レジスタンストレーニング後に上半身の筋力、下半身の筋力、握力が大幅に向上したことは明らかです。
しかし、活力のサブスケール、全体的な生活の質、身体的要素のスコア、6分間歩行距離には
有意な改善が見られませんでした。
結論として、予備的な証拠から、レジスタンストレーニングは高齢者の生活の質、
上肢と下肢の筋力、握力、うつ病のほとんどの領域を改善するのに効果的であることが明らかになりました。
まとめ
健康でありたいならば筋トレは行うべきですね。
カーブスや複合ジムなど自ら進んで行えると一番いいですね。
ただ、高い効果を求めるならば年齢問わず教示を受ける方が
時短にもなるかなと思います。
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