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2025.07.08

慢性緊張型頭痛における理学療法アプローチの有効性

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は慢性緊張型頭痛における理学療法アプローチの有効性についての論文を引用していこうと思います。

論文

慢性緊張型頭痛(CTTH)の治療においては薬物療法が第一選択と考えられていますが、
理学療法やリハビリテーションもCTTH患者の管理に用いられています。
本研究は、システマティックレビューとメタアナリシスを用いて、
CTTHにおける理学療法の有効性を検証することを目的とした。

本レビューには9件のRCTが含まれた。

結果として、頭痛強度に関する7つの研究、頭痛頻度に関する3つの研究、
頭痛持続時間に関する3つの研究、頭痛の影響に関する2つの研究がメタ解析に含まれた。
その結果、頭痛の強度、頻度、持続時間は理学療法により有意な改善を示した。

結論として、包含基準を満たした論文のレビューとメタアナリシスの結果から、
理学療法的アプローチにおける体操、電気鍼、筋弛緩法は、
CTTHにおける頭痛の強度、頻度、持続時間の軽減に有効である。
これは、CTTHにしばしば関連する筋圧痛を考慮すると、期待通りの結果である。

参考文献:The efficacy of physiotherapy approaches in chronic tension-type headache: a systematic review and meta-analysis

まとめ

筋肉の状態が”良くなる”と人によっては慢性的頭痛が無くなるかもしれません。
腕立て伏せとブリッジの継続で偏頭痛もなくなったって人もいれば
ジム来始めてから頭痛が無くなったという人もいます。

適切に筋肉が動くようになればの結果かもしれませんね。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

パーソナルジムFLEXER佐藤町店の店長。ブログでは基本的に解剖学や運動学等の文献を引用した記事を執筆しています。

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