2025.12.16
低負荷および高負荷抵抗運動トレーニング

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は訓練を受けた個人における低負荷および高負荷抵抗運動トレーニング後の
筋力増加は異なるが、同様の肥大についての論文を引用していこうと思います。
論文
本研究の主目的は、低負荷抵抗運動トレーニング(LL-RET)への適応を
高負荷トレーニング(HL-RET)と比較し、検討することであった。
レジスタンストレーニングを受ける男女14名(26.4 ± 4.4歳)が
9週間のRETプログラム(週2回)に参加した。
各被験者は片方の脚をHL-RET(3~5回)、もう片方の脚をLL-RET(20~25回)で
トレーニングし、全セットを筋力限界まで行った。最大筋力(1 RM)および筋厚を評価した。
結果として、多関節運動の1RMが同程度増加しましたが 、
単関節運動では増加が見られず、HL-RET の方が優れていました。
トレーニンプログラムに関係なく、介入前後の筋厚の増加は、
大腿中央部で7±17%、遠位部で8±8%でした。
しかし、これには筋細胞レベルの変化は伴わず、
fCSAと線維タイプ構成に差は見られませんでした。
タイプ I 線維では、トレーニング プログラムに関係なく、
サテライト細胞含有量が25±57%増加しましたが、筋核含有量に変化は見られませんでした。
LL-RETはHL-RETの多くの側面を再現できるため、筋肥大と筋力の同様の増加につながります。
結論として、低負荷レジスタンス運動トレーニング(LL-RET)が、
筋力と筋量の増加において、従来の高負荷戦略に代わる効果的な方法であることを示しています。
これらの結果は、骨格筋の成長が様々な外部負荷によって達成できることを浮き彫りにし、
筋肥大を目指しながらも高負荷に耐えられない個人にとって貴重な知見を提供します。
まとめ
同じ負荷なら同じように育つが主流の考え方になりますね。
重量を持つかどうか論文ごとでまだ差がありますが
育つ育たない云々よりも筋トレ好きで筋トレしてて
重さ持たずに平気でいられる人がいるのだろうかっていうのも思いますね。
たぶん好きなの筋トレじゃなくて自分。
目的は人それぞれなので自由なので良い悪いの話では無いですよ。
自分好きで何が悪いって感じです。
過去おすすめ記事
分割トレーニング vs 全身トレーニング(筋肥大&筋力向上)





