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2026.02.26

変形性関節症患者に対する理学療法士主導の体重管理

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は変形性関節症患者に対する理学療法士主導の体重管理についての論文を引用していこうと思います。

論文

この研究には4つの明確な目的がある。
(1) 理学療法士主導のOAケアにおける体重管理 (WM)の使用に関する発表文献を特定すること、
(2) この臨床状況におけるWMの現状を把握すること、
(3) 理学療法士主導のケアにおけるWMの組み込みに関する理学療法士とOA患者の認識を理解すること、
(4) エビデンスのギャップを明らかにすることである。

合計79件のレコードがスコープレビューに含まれた。

本レビューで特定された介入の中で、オーストラリアで実施された研究プログラムでは、
理学療法士はeラーニングを介してWMサポートのスキルアップが可能であり、効果的な食事と運動の介入を実施できることが実証されており、これは膝OA患者に好評であった。
実施する理学療法士は、適切なトレーニングを受ければ、OA患者に対するWMサポートの提供は業務範囲内であると述べた。
しかし、ノルウェーでは、理学療法士と一般開業医に対する「減量戦略」に関する情報を含むOA管理に関する教育的介入は、準実験研究とRCTの両方で、WMに関するアドバイスやWMサポートへの紹介率に変化をもたらしませんでした。
一方、オーストラリアでのGLA:D®トレーニングの参加後、膝OA患者とWMについて話し合うことに自信があると報告した理学療法士の割合が大幅に増加しました。

本レビューでは、理学療法士主導のWMに関する文献にいくつかのギャップがあることが浮き彫りになりました。第一に、栄養と肥満の役割に関する教育を受けた理学療法士6名を対象とした博士論文を除き、オーストラリア以外では、OA患者を対象としたWMに関する理学療法士教育を提供する介入は確認されていませんでした。さらに、理学療法士の学生を対象とした横断研究は1件のみでした。このことから、栄養とWMはスキルギャップとして強く認識されていることが浮き彫りになりました。

参考文献Physiotherapist-led weight management for people with osteoarthritis: A scoping review

まとめ

患者のためにどこまでも頑張れる理学療法士ならダイエット知識もあってもいいと思いますけどせっかく大学で学んだ専門性があるのですからそっち特化の方がいい気はしますけどね。餅は餅屋です。
2方向に専門性を持つことは中々難しいので両方中途半端になるか片方は偽物かもしれませんよ。
中には給料次第で頑張る人はいそう。点数下げられつつある日本は厳しそう。

このOAの対策における体重管理は個人的には姿勢を変えるためには必要だと考えています。
とはいえ体重落としても治るとかないんですけどね。
ぶっちゃけ体重があろうがなかろうが適切な姿勢をキープ出来る日常の意識と状態が何より大事です。
一時的に楽な姿勢はいいです。ずっとはダメです。
この意識できる人はまず肥満にはならない気はしますが。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

パーソナルジムFLEXER佐藤町店の店長。ブログでは基本的に解剖学や運動学等の文献を引用した記事を執筆しています。

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