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2025.10.21

ウォームアップと局所的な痛み

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回はトレーニング前のウォームアップと局所的な痛みは、
クロスフィット関連の怪我と関連している可能性についての論文を引用していこうと思います。

論文

本研究では、クロスフィットに関連する傷害の特徴を明らかにし
その発生に関連する具体的なリスク要因を明らかにすることを目標としました。

合計502名がアンケートに完全に回答しました。

結果として、負傷を報告した選手は、負傷していない選手と比較して、
平均体重とBMIがわずかに高く、最も負傷した部位は上肢で、次いで肩でした。

運動前のウォームアップ運動を行った選手は、負傷を報告する傾向が有意に高く、
また、負傷部位に既往歴のある選手も同様でした。
傷害の予測因子を評価する後方ステップワイズ回帰モデルにより、
クロスフィットアスリートにおけるトレーニング前のウォームアップと
傷害前の局所的な痛みが傷害の重要な予測因子であることが明らかになりました。

結論として、トレーニング前のウォームアップと負傷前の
局所的な痛みは、クロスフィットアスリートにおける重大な負傷を予測することが判明しました。

参考文献Pretraining warm-ups and localized pain may be associated with CrossFit-related injuries: nationwide cross-sectional study

まとめ

違和感のある部分にだいたい怪我をしますね。
そもそも違和感を覚えることができる体であることが重要ですけどね。
痛みに慣れすぎていると重大な怪我につながる可能性もありますので
日頃からコンディショニングをしっかりとしておいてください。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

パーソナルジムFLEXER佐藤町店の店長。ブログでは基本的に解剖学や運動学等の文献を引用した記事を執筆しています。

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