有酸素運動が疼痛に与える影響

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は有酸素運動が筋骨格系疼痛患者における
疼痛感作に影響を与えるのかについての論文を
引用していこうと思います。

論文

運動が痛みの感作を改善する可能性が増えつつあるが、
運動の量や種類はまだ不明である。
筋骨格系疾患における有酸素運動が疼痛感作に及ぼす
影響に関するエビデンスを検討する。

11の研究、590名の参加者が対象となった。
全ての研究において有酸素運動は筋骨格系疼痛を有する者において
圧痛閾値を増加させる、あるいは疼痛評価を低下させることが明らかになった。
これらの研究では、有酸素運動はウォーキングまたはサイクリングで、
4~60分間、最大強度に満たないが段階的に増加する強度で行われた。

結論、これらの知見は、有酸素運動が
筋骨格系疼痛患者の疼痛感作を減少させるという証拠である。
最大強度に満たないものの、徐々に強度を上げながら、
4~60分間、最長12週間行うことで、
疼痛感受性の改善をもたらすことが示唆された

まとめ

私は有酸素運動が嫌いなので、
レジスタンストレーニングを行います。
有酸素運動でも無酸素運動でも、
身体を動かすというのはメリットが大きいという事です。

疼痛などの改善をもたらすのは、
運動療法とPNE(疼痛神経科学教育)かなと思います。
過去にも運動のメリットを論文引用して、
紹介していますので、是非ご覧ください。

過去おすすめ記事
レジスタンストレーニングを医療とまで言う論文

この記事を書いた人

アバター画像

KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。