2025.05.09
パンプは筋肥大に必須か?コーチングQ&A

こんにちはTOMOAKIです。
オンラインコーチングのクライアント様から
このような質問をいただきました。
トレーニング中のパンプアップは
筋肥大において必須でしょうか?
そこで今回はパンプアップについて
論文を参考にしつつ筋肥大において必須因子なのか
見ていきたいと思います。
パンプアップとは?
過去記事でも紹介していますが
トレーニング等の刺激によって
特定の部位を刺激し続けると
乳酸などの代謝物が筋内に蓄積し、
そこに多くの水分を引き込んで
水膨れを起こし膨らみます。
これがいわゆるパンプアップです。
パンプアップが寄与する可能性はあるが確証はない
こちらの論文ではパンプアップ(細胞の膨張)は、
筋タンパク質合成の促進および分解の抑制に
関与する可能性があり、筋肥大への寄与が示唆されています。
特に速筋線維は水分移動に敏感であり、
パンプによる影響を受けやすいとされています。
加えて、パンプ時の機械的刺激が細胞内シグナルを活性化し、
筋肥大に関連する経路(mTORなど)を刺激する可能性も論じられています。
しかしなが現在のところ、
パンプによる急性の細胞膨張が筋肥大に及ぼす影響を
直接検証した研究はほとんど存在していないと書かれています。
またパンプによる細胞膨張が、
高重量トレーニング単独以上に筋肥大をもたらすかどうかは、
今後の研究によって明らかにされるべきであるとされています。
参考文献:The Muscle Pump
Potential Mechanisms and Applications for
Enhancing Hypertrophic Adaptations
まとめ
パンプアップは筋肥大に貢献する可能性はありますが、
現段階では必要不可欠な要素とは言えず、
その影響の大きさは今後の研究を待つ必要がありそうです。
筋肥大においては
ボリュームが重要であることは
過去記事等にもたくさんございますので
ボリュームを求めることは
間違いではないかと思います。
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