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2025.08.20

アップライトロウにおけるありがちな間違い3選

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回はアップライトロウにおけるありがちな間違い3選を記事にしていこうと思います。

手幅が広い

アップライトロウという種目におけるメリットを出すためには手幅広げ過ぎない方が望ましいです。
広げ過ぎてしまえばサイドレイズとの差異化のためには手幅広げない事を推奨します。

例えば手幅広めての場合です。肘の高さで見ていってください。

サイドレイズ感ある肘の高さになります。
次に中くらい。

さっきより肘があがります。
アップライトロウ感が出てきました。
最後に狭め。

誰がどう見てもアップライトロウ。
というように手幅で肘の高さが変わりますので
アップライトロウとしては狭めがいいかなと思います。
もちろん、手幅広げてバーベルサイドレイズとしてを否定するわけではないの
ボディメイクとしてどの手幅における負荷が欲しいか、
技術的な面でやり易い手幅を選ぶとかでも問題ないかと思います。

初めからストレートのバーを使う

やり易いのはEZバーです。
もっと言えば床に寝て行うケーブルマシンにおけるEZバーアップライトロウです。

ストレートのバーでも出来るが望ましいですが
身体の可動の問題、技術的要素で誰もが出来る訳では無いです。
この技術的要素とは一番は握りが狭いと挙げた時に親指・人差し指側に握りがズレやすいので
どう対処できるかですね。だからEZバーなんですよね。
難しい場合はこのやり方と固執せず、やり易いやり方から始めていき、
慣れたらやり方を変えて種目のレベルを上げていくというのも一つの手です。
怪我をしてしまっては元も子もなくなるので
アップライトロウのような危険に分類される種目は
簡単な方法から始めていきましょう。
実際、お客様への指導でも初心者トレーニーの場合は
柔軟性の改善とかが進むまでは三角筋中部においてはサイドレイズのみにしております。

自由落下させている

筋トレは下ろしの動作にこそ、
フォームの反復性を維持する鍵が存在します。
デッドリフトの下ろし、オーバーヘッドプレスの下ろしもまた然り。
下ろしをどれだけ上手く出来るかで次のrepが軽くなることもあれば重くなることもあります。

その下ろしの動作を雑にすると次の上げる動作の前に毎回フォームを整えないといけなくなります。
それをやっている人もいますが時間の無駄です。
1repの動作は美しいかもしれませんが1setで見た時に美しくないフォームです。
そんなのは好きじゃないです。
ワンハンドロウでも引く前に少し身体を倒すようにする動作、
サイドレイズでも身体を前に倒す動作などがその都度整えているフォームとなります。

アップライトロウは顕著に下ろしの脱力次第でエラーになり、怪我にも繋がります。
ワンハンドロウとかの種目は雑に下ろそうとも上げようとも怪我のリスクが低いのでどうでもいいですが
アップライトロウは怪我のリスクが高めなので、必ず下ろしの動作も意識しないといけないです。

まとめ

上手く出来ないならば必ず避けるようにしてください。
筋肥大効果が得られるからとやっても
そもそも怪我するフォームで得られるものなんて
少し難易度高い種目をやっているという自己陶酔感だけです。
筋肥大効果?怪我して休む分マイナスです。

過去おすすめ記事
アップライトロウにおけるありがちな間違い5選

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

パーソナルジムFLEXER佐藤町店の店長。ブログでは基本的に解剖学や運動学等の文献を引用した記事を執筆しています。

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