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2025.11.03

ベンチプレスの可動域による差

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は長時間の筋力トレーニング後、フルレンジベンチプレスは
部分的な実行よりも神経筋の適応を大きく促進するについての論文を引用していこうと思います。

論文

本研究の目的は、レクリエーションアスリートおよび十分にトレーニングされた
アスリートにおける長期RTプログラム後の神経筋適応に対する
完全または部分的なROMの影響を明らかにすることであった。

筋力トレーニングを受けている男性50名が本研究に自発的に参加した。

主な知見は、BPフルエクササイズでトレーニングしたグループは、
10週間のRT後、3つのBPバリエーション(BP フル、BP 2/3、BP 1/3)の
すべてのパフォーマンスパラメータにおいて、神経筋の改善が最も大きく、
3つのBPトレーニンググループすべての参加者が、
トレーニングした特定の可動域(ROM)で有意に改善し、
レクリエーションアスリートと高度にトレーニングされたアスリート(対照群)において、
10週間のRT中止により、主に高負荷に対する神経筋の筋力が有意に低下したことです

参考文献Bench Press at Full Range of Motion Produces Greater Neuromuscular Adaptations Than Partial Executions After Prolonged Resistance Training

まとめ

フル可動域とっておいて損がないですね。
ただ、目的次第なのでフルが全てではないですが。

筋トレにおける可動域の改善は基本的に動かしている範囲は
動くようになると言うだけなので万能薬のようには思わないでください。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

パーソナルジムFLEXER佐藤町店の店長。ブログでは基本的に解剖学や運動学等の文献を引用した記事を執筆しています。

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