BLOG

2025.12.08

睡眠時間とタイミングは翌日の身体活動と関連している

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は睡眠時間とタイミングは翌日の身体活動と関連についての論文を引用していこうと思います。

論文

本研究は、自由生活条件下における成人を対象とした
二つの大規模縦断サンプルにおいて、睡眠時間と入眠時刻が
翌日の身体活動時間に及ぼす、個人間および個人内の独立的・相互的関連性を
検証することを目的とする。

参加者(N = 19,963名;5,995,080人夜)が検証済み生体計測デバイス(WHOOP)を
1年間(2021年9月1日~2022年8月31日)装着した。

結果として、参加者間では、睡眠時間の延長および就寝時刻の遅延は、
中強度から高強度の身体活動(MVPA)および総身体活動時間の減少と関連していた。

参加者内では、通常より短い睡眠時間と通常より早い入眠時刻は、
翌日のMVPAおよび総PA時間の増加と関連した。

一方、通常より長い睡眠時間や通常より遅い入眠時刻は逆の関連を示した。
翌日のMVPA時間は、通常より早い入眠時刻と個人の標準的な睡眠時間の組み合わせで最大となった。
運動促進介入や包括的な公衆衛生メッセージは、睡眠と翌日の身体活動結果との
時間的ダイナミクスを考慮すべきである。

参考文献Sleep duration and timing are associated with next-day physical activity: Insights from two large-scale wearable sensor studies

まとめ

遅く寝て遅く起きたら動きたくないですね。わかる。
健康な生活が健康な肉体を作る上でのやる気には関わってきますね。
睡眠時間というのも重要ですが規則正しいというのも
一つ意識してみるとより良い生活が送れるのかなと思います。

過去おすすめ記事
睡眠の規則性は睡眠時間よりも死亡リスクのより強い予測因子

この記事のカテゴリ

この記事のタグ

この記事を書いた人

アバター画像

KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

パーソナルジムFLEXER佐藤町店の店長。ブログでは基本的に解剖学や運動学等の文献を引用した記事を執筆しています。

TOP