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2025.11.26

筋トレしてても食べすぎたら脂肪増える

こんにちはTOMOAKIです。
パーソナルのクライアント様から
過去にこのような質問をただいたことがあります。

「トレーナーさん達のように週5とかで
筋トレガッツリやってたら太りませんよね?」

そんなことはありません。(笑)
結論、筋トレしてても食べすぎたら普通に脂肪は増えます。

筋トレだけで体脂肪は決まらない

理由はとてもシンプルで、最終的に体脂肪を決めているのは
エネルギー収支(摂取エネルギー量−消費エネルギー量)だからです。

筋トレは確かに筋肉量を増やし、安静時代謝の向上にも貢献しますが、
その「上がる代謝量」は意外と小さいのが現実です。

例えば、筋肉1kgが増えても増える代謝は1日あたり約10〜13kcal程度
これはコンビニのおにぎり1/20個分くらいに相当します。

つまり、筋トレによる代謝UPは大事ではあるものの、
「暴飲暴食を帳消しにするほどではない」というのが現実です。

あと他にも糖の代謝能力に良い影響があったりと
間接的には良い影響は他にもありますので
そういう意味でも有意義です。

筋トレの消費エネルギー量は?

筋トレは正しく続けていくと筋肉を増やしたり、筋力を高めたり
理想とする体型を作ってくれたり、運動不足解消や
体の動きが改善したりなどの効果が期待できますが
消費エネルギー量でいうとそれ単体で脂肪がガッツリ落ちるほどではありません

例えば、トレーニング50分といっても実際はインターバルも含まれるため
実際に動いている時間は短く1回のセッションで消費できるカロリーは
だいたい150~300kcal程度です。(50kg~100kgで3.5メッツで計算)
これは人によって、種目、強度などで違いますが、
脂肪の増減を左右するほど大きくない場合が多いです。

一方で、揚げ物やデザートなど外食やジャンクフードで摂取エネルギー量は
簡単に500kcal以上など摂取できてしまいます。

比較すると筋トレ自体の消費エネルギー量も食事を乱せば容易に超えてしまいます。

まとめ

トレーニーの方で週に5〜6回ジムにいき相当ハードに2時間ほどトレーニングしていても
筋肉を増やそうと必要以上に食べてエネルギー収支が大幅にプラスになり、
かなり太ってしまうパターンも少なくありません。

このように筋トレしてても、食べすぎれば脂肪は普通に増えます。
筋トレは筋肉を育てたり運動不足を解消したりしてくれますが、暴飲暴食を帳消しにはできません。

頑張ったご褒美とか言って
トレーニング以上にカロリーを摂取してしまえば
理論上、脂肪合成に傾きます。

太らないためには、強度の高いトレよりも食事管理の一貫性が重要です。
(自分にも言い聞かせています。)

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TOMOAKI

パーソナルトレーナーでFLEXER COACHINGのメインコーチ。ブログでは主にオンラインコーチング上で得た知見のシェアや減量(ダイエット)、筋肥大に関する記事を執筆しています。

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