腰痛③

みなさまこんにちは。
パーソネルトレーナーの亀山です。
今回は”腰痛”について記事にしていこうと思います。
過去に腰痛の記事を載せていますが、
今回はマニアックな引用をさせていただきます。

今回のブログを読むうえで
前提として必要な知識として”筋肉脂肪”というもの。
第3の脂肪と呼ばれる”異所性脂肪”を指し、
本来、蓄積するはずがない場所に
脂肪が蓄積してしまうことを指します。
当ジムがある愛知県の名古屋市にある、
名古屋大学が昨年、筋肉脂肪に関する論文を発表しています。

論文

今回の論文は、腰痛(LBP)に関連する
腰部筋の形成及び組成の変化についての論文です。

多裂筋の構成はLBPに影響される。
腰痛は肩甲挙筋(LES muscle)と大胸筋(PM muscle)の
筋肉の形成、構成の変化とは関連していなかった。
本研究の目的は、腰痛者における多裂筋、脊柱起立筋、大腰筋の
形態および組成の変化を調査した画像研究の結果を
レビューし、分析することである。
2020/7/31までの的確な研究を検索した。
LBPのある人の腰部の筋肉の形態と
脂肪含有量の関連を、対象群と比較して
調査した研究を特定した。
13,795件が検索され、
除外、包含のスクリーニングに基づき、
25件が含まれました。
更にそこから評価を行い、20件がメタ分析に含まれた。
その結果、LBP患者では
多裂筋の総断面積が小さくなることが示された(Standardized Mean Difference,SMD)。
また、多裂筋脂肪浸潤の増加に対するLBPの効果は、
SMDと合わせると中程度でした。
腰部脊柱起立筋と大腰筋の形態や構成には、
LBPに関連した差異は認められなかった。

結論、腰痛持ちの人は、
多裂筋がやや小さく、筋肉脂肪の浸潤が顕著であることが分かった

まとめ

筋肉内脂肪(IMAT)は、
どのようなものかについては諸説あるモノです。
傷害、加齢、代謝性疾患など、様々な病態において
筋力や身体機能の低下と関連し、
筋機能障害に直接寄与していると長い間考えられています。
IMATの浸潤と筋力低下は、いずれも
筋の廃用、損傷、全身疾患によって引き起こされる可能性があり、
IMATは単に「無実の傍観者」であると考えられます。
しかし、このような結果もあります。

こちらはマウスの実験にはなります。
IMAT量の増加と収縮張力の低下との間に、
収縮物質の減少では説明できない、
関連性が残っていることが分かりました。
その結果、IMATが浸潤していなくても。
グリセロール処理によって収縮力が低下しないことを実証した。
以上の事から、IMATは筋病理の不活性な特徴ではなく、
筋収縮に直接影響を与えてることが示されました

あくまでマウスなので人体ではどうかわかりません。

IMATなどはどうあれ、
結論、筋をしっかり動かしておけばいいです。

デッドリフトやれば万事解決

Eiji Kameyama(1994~)

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この記事を書いた人

BIG FACE KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。