猫背による大胸筋への弊害

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、猫背(円背)の人の
大胸筋トレーニングへの影響を記事に
していこうと思います。

猫背とは

ではまず、猫背の状態を大まかに羅列していきます。
まず、第一に背中が丸まるです。
あと、顎が前に出る、骨盤後傾
ですかね。
背中が丸まるとは体幹の屈曲を指しています。
背中が丸まれば、肩甲骨が開いたり、
巻き肩のようにもなります。

何故、猫背の人が多いのか?
世の中、身体を動かしていない人が
多いのも原因ですが、
そもそもの話、地球にいる以上は
重力という負荷が常に掛かっています

背面の筋群は、抗重力筋と表現され、
重力に抗うための筋肉とも呼ばれることがあります。
どんなにコンディショニングしてても、
脱力していれば猫背の姿勢にもなります。
綺麗な姿勢は意識部分が大きいですが、
猫背姿勢を続けていれば、
姿勢を正すことも出来なくなります。
猫背を正せないのが大問題なのです。

よく猫背を治すのに、広背筋を鍛えましょう、
大胸筋のストレッチをしましょうなどを見ますが、
それだけで治るなら苦労はしないですね。

大胸筋への影響

猫背姿勢が大胸筋トレーニングへ与える
一番の影響は、猫背が肩甲骨の動きへ影響を与えるため、
関節的に大胸筋への影響が大きいかなと思います

大胸筋は、鎖骨、胸骨、腹直筋鞘から上腕骨大結節稜に付着します。
停止が上腕骨である以上は、上腕骨を動かす筋肉です。
胸のトレーニングは基本的にベンチに寝て行います。
ベンチプレス然り、ダンベルフライ然り。
この寝た状態での上腕骨の土台としてあるのは、肩甲骨になります
土台である肩甲骨がぐらついていれば、
大胸筋が上手く力発揮が出来なくなります。
猫背の人の肩甲骨の状態に多いのは、
上がっているか、開いているかです。
挙上か上方回旋ですね。
肩が上がった状態では、
胸椎伸展が上手く出来ないので、
胸のトレーニングにおいてアーチ(ブリッジ)が
上手く出来ないです。
アーチが組めないという事は。
大胸筋が上手く使えず、ベンチプレスの重量が
伸びないにも直結してきます。
大問題

このような方は、三角筋前部だけが大きい、
胸の内側が弱く見えるなど、
大胸筋自体の発達が乏しくなります。


次に大胸筋という筋肉の変化です。
猫背の姿勢では、
大胸筋には収縮が常に掛かり続けています。
上部、中部はもちろんの事、
下部は特に固い人が多い印象です。
収縮を掛け続けてしまった筋肉は、
筋肉が伸びなくなってしまいます

ここで前提の話を挟みます。
1つ目は、筋肉は動かしている可動域は動いても、
動いていない可動域は動かないです。
2つ目は、筋肉は動いていない部分は育たないです。

猫背で、動かなくなってしまった大胸筋は
筋トレをしても動いていない以上、育たない部分が出てきます。
なので、大胸筋自体の発達が弱くなるか、
動かせない分を三角筋前部に負荷を逃がしてしまうかという事です

筋肉の状態は、対象の筋肉の発達にかなりの影響を与えます。
なので、必要なのはコンディショニングですね。

猫背の改善

猫背の姿勢改善に個人的に
重要だと思う事をいくつか挙げていきます。
ただ、猫背の姿勢一つとっても、
人による差があります。
なので、この辺りやってみたらいいんじゃない?ぐらいに思っておいてください。

・胸椎伸展可動域の確保
・腹筋群のストレッチ
・ハムストリングスのストレッチ
・大臀筋のストレッチ
・内転筋群のストレッチ
・大腿四頭筋のストレッチ
・頸部のストレッチ

ストレッチなんて何やったらいいんだろう?
という人におすすめのトレーナーさんがいます。
yuto nakazawa氏です。
氏のInstagramに
ストレッチ類は大変分かりやすくまとめられています。
この方の投稿は大変勉強になり、参考にさせていただいています。
Instagramリンク→@goriza37

まとめ

猫背の姿勢を正せないが一番の問題です。
正そうと思うと反り腰になる。
胸が張り切れないなどです。
もし、正せるならば意識の問題なので正していきましょう。
個人的に思う猫背のデメリットは見栄えが悪いという点です。
姿勢が悪いと老けて見えます
見え方はを意識する方は絶対に意識した方がいいです。

全ての部位において、必要なのは対象筋の可動域です。
まだ、トレーニング界隈では浸透しきっていませんが、
正しい情報が広まっていけば、
間違いなくコンディショニング、ストレッチを取り入れることは
今後の主流になっていきます。
その波に遅れて乗る様では差が付けられてしまいます。
早い段階で取り入れていくべきだと考えています。

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この記事を書いた人

BIG FACE KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。