試合前の追い込みについて

こんにちは。ODAです。
だんだん気温が上がってきましたね。
春なのか、夏なのか分からないくらい気温が上がって
私の肌は日焼けで赤くなってしまいました。
そのまま黒色になってくれれば良いのですが、
すぐ真っ白になってしまうぜ。
小麦肌になりたい今日この頃です。
大きく話が脱線してしまいましたが、
4月になってスポーツ競技を行われている方は
大会が行われてきていると思います

例えば、高校生だとインターハイ予選。
大学生、社会人だと春季リーグ戦など行われていると思います。
今回は大会に向けて調整を行っている選手たちに向けて
大会当日までコンディションをピークに持っていくための手段の一つとして
好ましくない追い込む事について綴っていこうと思います。
これをやらないだけで、
コンディションをピークに持っていく事に対して
ピークに持っていくための
失敗するリスクを大幅に減らすことができます。

走り込みによる下半身強化
アスリートの長時間練習について考える

これから迎える大会に向けて絶対に避けるべきこと

これから迎える大会に向けて好ましくない事として
試合の数週間前にいつも以上に
練習やトレーニングの量を増やして追い込む時期を作ってしまう

ということです。

では、なぜ試合前に追い込む時期を
作らないほうがよいのかをここで考えてる。
恐らく試合の数週間前にいつも以上に
練習やトレーニングの量を増やして追い込む時期を作っておくと、
一時的に疲労が溜まってコンディションが下がる。けども、
その後、試合までの残りの期間で練習やトレーニングを軽くして
溜まった疲労を抜いていけば、リバウンド効果が生じて、
一気にパフォーマンスがめちゃと高まるという考えが背景にあるはずです。

(大会前に追い込みという期間を作る指導者に多い考え方)
イメージとしては、漫画のワンピースで
ルフィがが一度瀕死状態から回復すると
一気に強くなってばーんっと敵に勝っちゃう的な事が
(そういえば、最近のワンピース面白いよね。)
起こると思われているのかもしれません。
しかし、残念ながら、実際には、
試合の数週間前にいつも以上に練習や
トレーニングの量を増やして追い込む時期を
作るようなやり方をしてしまうと、
重要な試合に向けてのコンディショニングの調整で
失敗する確率が高まると考えています。

その理由として
急に体力は向上しないことと
・そんなすぐには疲労が抜けないこと

この2つです。

まず1つ目の急に体力は向上しないことについて
重要な試合前に一気に体力を向上させたいという想いから
一時的に追い込む事で疲労を抜いていくという
やり方を選択したくなるんだと思います。
(先程のワンピースの例を参考に。)
しかし、体力は急に向上しません。
体力は、継続してコツコツとトレーニングを積んでいく事で、
少しずつ向上していくものです。
近道とかショートカットなんてありません。 
だからこそ、普段から継続して真面目に
トレーニングをやりこんでいくことが大事です。

そうすれば試合前に焦って何か特別なことをやろうなんて思わなくなります。
そもそも、一時的に追い込む事で疲労を抜いていくという
やり方のほうが体力向上効果が高いのであれば、
試合前だけでなく普段からそのやり方を繰り返していればいいはずです。

そんなに効果が高いやり方があるのであれば、
重要な試合前だけのために温存しておく必要なんてありません。

しかし、重要な試合前に一時的に追い込んで疲労を抜いていく
というやり方をして失敗するアスリートの多くは、
普段はそんなことしていないはずです。
継続してコツコツとトレーニングをするほうが
効果があると頭と体のどこかでわかっているからでしょう。

そして2つ目の疲労が抜けないについて。
試合の数週間前にいつも以上に
練習やトレーニングの量を増やして追い込む時期を
作ってしまうと失敗する主な理由はこれです。
追い込んで疲労が溜まると、
やるべきことはやったぞ!
あとは疲労を抜くだけだ!みたいな変な充実感があるかもしれません。
ただ、その疲労が抜けないことが多いのです。
結果として、普段よりも疲労が溜まっていて
コンディションが悪い状況で試合にのぞむことになります。

よく、オリンピック直前にケガをしたアスリートが、
それを乗り越えてメダルを獲得したりすると、
感動ストーリーとして報道されることがあります。
それは、ケガを乗り越えるだけの精神力があったり、
多少のケガがあっても勝てるだけの
圧倒的な実力差があったりというのが大きな要因でしょう。
しかし、裏を返せばケガをしたことで
強制的に練習・トレーニング量を減らさざるをえなくなり、
結果として疲労が抜けて良いコンディションで
試合に臨めたんじゃないか?という考えもあります。

だから、もしケガをしていなかったら、
逆に疲労が溜まってコンディションが悪い状態で
試合日を迎えていたかもしれないのです。
そのくらい疲労を抜くというのは難しいことで、
重要な試合までに間に合わないことが多いと思います。 

とりあえず、重要な試合に向けての調整においては、
試合の数週間前にいつも以上に
練習やトレーニングの量を増やして
追い込む時期を作ってしまうのを避けるのが得策です。
それだけを守ってもらえれば、失敗リスクを減らすことができます。
変に難しいことをしようとしなくても、それだけで十分です。
それだけで、重要な試合で実力を出しきれず
後悔するアスリートの数が大幅に減るはずです。

最後に

さまざまなアスリートやチームが重要な試合に向けて
調整をしている様子を観る機会があります。
残念なことに、なかなかうまくいかず失敗してしまう
ことのほうが多いという印象を持っています。
おそらく、狙った重要な試合において、
そのシーズンでベストのパフォーマンスを発揮できるアスリートは
ほんの一握りにすぎないのではないでしょうか?
つまり、いろいろと考えてやったにも関わらず、
試合本番では自分の実力を出し切ることができずに
終わってしまうアスリートのほうが多いということです。
自分の実力を出し切って負けるなら、まだ諦めがつくでしょう。
しかし、そもそも自分の実力を出しきれず、
本当はもっとやれたはずなのに
実力を出せたら勝っていたかもしれないのに
と悶々と悔やむのはアスリートしてとてもつらいことです。
そうした失敗の8割以上が、
追い込みを行って失敗してしまうパターンだと私は考えています。
ということは、その典型的な失敗パターンさえ避けることさえできれば、
大会への調整に失敗してしまう確率を下げることができるはずです。
つまり、その典型的な追い込む事の失敗パターンこそ、
重要な試合に向けての調整で絶対に避けるべきことなだと思います。



この記事を書いた人

ODA世界観

NSCA-CSCS
健康運動指導士
健康運動実践指導者

パーソナルトレーナーとして年間で2000件近く指導してきて、豊橋市内での指導件数は一番多いのではと自負があります。それが経験として活き十人十色の骨格・体力を瞬時に認識して適したトレーニング指導ができます。
NSCA-CSCSの資格を取得して以来は、ウェイトトレーニングばかりではなく身体の柔軟性や動かし方などのコンディショニング面の改善意識も強く持つようになりました。ボディメイクはもちろんのこと、姿勢の意識をはじめとする腰痛や肩こりに対してアプローチし身体の不調を整えながら楽しくトレーニングを行えたらと思います。