懸垂速度についての論文

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は懸垂についての論文をご紹介して行こうと思います。

論文

この研究では、各セットで許容される
反復速度損失の大きさの異なる2つの懸垂(PU)トレーニングプログラム
(25%速度損失「VL25」と50%速度損失「VL50」)が
PUパフォーマンスに及ぼす影響を分析することを目的としている。
筋力トレーニングを受けた29名の男性を無作為に
VL25(n=15)またはVL50(n=14)の2群に分けた。
8週間の速度ベースのトレーニングプログラムを行った。
推定最大1反復、平均推進速度、ピーク平均推進速度、
自体重を持ち上げる失敗までの最大反復回数(MNR)、
トレーニング前のテストに用いた自体重を持ち上げる同じ反復回数に対応する平均推進速度などがあった。
結果、VL25はVL50に比べ、MNRを除くすべての項目で有意に大きな効果を示した。
さらに、VL25はすべての評価変数で有意に改善し、
VL50は変化しなかった。

結論として、PUにおいて25%の速度低下が起きると、
それ以上の反復は更なる利益をもたらさず、
筋力と持久力の改善を鈍らせる可能性さえあることを示している

まとめ

パワーリフティング界隈でも徐々に
取り入れられ始めたVelocity Based Training。
VBTトレーニングを肯定していくような論文にはなっています。

筋力と筋量は完全比例の関係ではないです。
当ジムで言うならば私と近藤氏の
BIG3の数値を見れば一目瞭然です。
筋力でトレーニングするのか、
筋肥大を狙ってトレーニングをするのか、
これは明確に決めてやっていかないといけません。
両立をしようし過ぎれば、
筋量側に寄りやすくなるんじゃないかなと思います。
一日にトレーニングに割ける時間がかなり長めにある人ならば別かとは思いますが。

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この記事を書いた人

KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。