ケトジェニックダイエットと健康

KONDOです。

「夏!まだ間に合います!」って
謳うパーソナルジム多いですけど
季節って我々だけズレてるんですかね。
もう7月ですよ。間に合う訳ないやん・・・
逆に間に合うって定義はどこなんや・・・
2~3kg落ちたら間に合ったってことか・・・

幾ら初心者と言えど3ヵ月未満で
週1~2のスパンでしかも1回60分前後で
筋肉って第三者が見ても分かるほど育つかね・・・
いや、育たぬ。痩せたor質感が変わるのみ・・・
過体重なら話は変わりますがそれでもって感じです。

さて今回はケトジェニックダイエットについて
現状の総括を記述していきたいと思います。

ケトジェニックダイエット

これは過去記事でも引用しておりますが
それぞれのダイエット法の減量効果に特に差はありません
結局のところエネルギー収支に帰着するため
どんなダイエット法であろうと半年とかの一定期間で
見た時は特に種類による優劣はありません。

なので個人的な考えとしては
より身体にデメリットが無い方法を推奨する
といった感じです。
優劣云々、効果を否定している訳ではないです。

今回は数多くあるダイエット法の中でも
ケトジェニックダイエットに焦点を当てます。

過去記事の中でも
以下の記事がもっとも詳述解説しておりますので
再度目を通す事をお薦めいたします。

某ザップ社も相変わらず謎理論かざして
糖質制限を正当化しておりますが
残念ながら彼らの理論は的外れですね。
さすが某ザップ!!!

そして今回は視点を変えます。

増える物・減る物

ケトジェニックダイエットというのは
炭水化物がかなり少量に制限され
たんぱく質はそれなりに
脂質がたくさん

そんなマクロ内容になります。

まあ。。現状、多くの人が
糖質とエネルギー摂取量ごと制限してて
めちゃっくちゃ不健康ダイエットになっていて
ケトジェニックダイエットになっていないってのは
言うまでもありませんけどね。

↑ここに総括的にまとめられております。

上記研究のフルテキストで図示されていますが
一口にケトジェニックダイエットと言っても
そのPFCの比率によって区分があります。

無知なトレーナーはどこからその数値引用したの?
ってくらいの比率を提示します。謎です。

ご覧の通り
Ketogenic, generalが文字通り一般的な物です。
図を参照すると
一般的なケトジェニックダイエットと低炭水化物ダイエットの
炭水化物量の違いは80gもあります。

この様にケトジェニックダイエットってのは
糖質がかなり抑えられ、脂質が沢山になります。
この文から察してほしいのですが
栄養素的に増える物・減る物がありますよね。

某山本先生は牛肉のサーロインとか推してますが
(そんなの毎日食えるかい)
つまりは飽和脂肪酸摂取量が高まります
それ自体害ではありませんがやはり量、です。

↑この記事中にも記載されていますが
飽和脂肪酸の摂取量が上がると血中コレステロール値が
上がる可能性が高くなります

現に私の栄養指導のクライアントさんが
過去に独自でケトジェニックダイエットを行っており
その時に血液検査をして
中性脂肪値やコレステロール値について
医者から「変なダイエットしてるでしょ」と
注意されたそうです。

よくケトジェニックダイエットを推奨する人で
MCTオイルが神器的に言っている人居ますけど
割と下痢を引き起こす人が多いです。
1回の摂取量10㎖程度に抑えることが無難ですが
それでも下痢を引き起こす人も居ますし
MCT以外にも脂質の摂取量が図示されている
数値量を摂らなければならないため
複数の要因が絡み下痢しやすいです。

また、炭水化物が制限・除外されるわけですから
食物繊維の不足も一般化します。
食物繊維は腸の機能的な部分や免疫など
健康に影響を与えます。
これが不足するのは痛いですね。

超低炭水化物ダイエット下においては
果物や野菜、穀物などに含まれるビタミンやミネラル、
フィトケミカル等が不足しがちである。

まとめ

体重減少効果は置いといて
慢性疾患リスクのある栄養素状態に
なりやすいといった感じです。

又、ケトジェニックダイエットは
長期的な安全性を示すデータが不十分
です。

不足する栄養素があるなら
サプリメントで補えばいい的な考えがありますが
だったらよりリスクの低いダイエット法を
行えばいいだけですからね。
何か特別な理由が無い限り・・。





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